雑書・売春窟に生まれついて-6 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

んん?


ありまっ! ボクの大切なところを、
紐が紐が紐がーっ スケッチブックの紐がーっ
かくしてくれましたな。青い顔のボク、に~っこり。
キミは何かに守られている!

~きのうのつづき~


て、ゆ~かぁ~(渋谷風)
守られてる、と捉えるか、
邪魔されたと捉えるか、これが大きな分かれ道。
感性の左右は いつだって微妙なところで瞬時に決まる。
あたしは面白いと思うねんけどなぁ、
無意識に侵入してきた紐という存在。
アクシデントを楽しめるようになったということは、
あたしも なかなか器が大きくなったものだ~
とまずは自画自賛。

て。ゆ~かぁ~
この語り口調はもうええか‥‥
ともかく、生かされている、ということ。
そう、スケッチブックの紐のように、
その事実が時と場合によって「ウザイんだよー」だったり、
「チョーうれしー」だったりするけど、
ま、道連れがいるって そういうこと。

ひょんな紐の気紛れから
話が本題からそれたけど、近頃、映画は からっきし観ず、
クドクドとゴタクばかり並べている あたし。
であるが、実は文字を読むのが大嫌い
読書なんてフーンだ! と、思ってる。
日雇い労働がきつかった日等
相方のでこの記事ですら、
「また明日、ゆっくり読もう」となる。
特に大の苦手が小説。子どもの頃からずっとそうで、
読書感想文なんか、最初の10ページ程度を読んだだけで、
さも全部読んだかのように、先生に提出してた。
たまに読んでないのがバレて大目玉だったけど、
当たり前だ、ひどい時にはタイトルを見ただけで、
そこから感じる印象なんかを、
懇々と書き綴ってたほど、これって、
いかに あたしの性格が悪く、小ズルイかということで、
あたしの文章が稚拙なのも当然といえば当然。
漢字に弱いのも、読書をしないせいやー
って、でも別にいいわ。本を読まなきゃいけないって、
既成概念に捕われ、振り回されるのは、まっぴらご免。

だからですねん。
当ブログに必ず、楽描きか写真をペッタンしてるのは、
ふだん、あたしが「文字がぎっしり」の
紙面や画面を見たら、「すんません」と逃げてるから。
「ニュースを読む」場合も同じ。
常に斜読みというか走り読みなので、
足りないところはラジオや 人と話すことで補う、と。

こんなに だらしなく、ヒドイ性格の人物なので、
あたしゃ分かってるねん。
今や文字表現は訴える力が弱いってこと、
だからこそ、映像やコミックや音楽や絵や踊りなど、
世の中にはいろんな表現方法があるってこと。

文字の羅列に目を通し、
そこから“かけがえのない想い”や、
新しい知識や疑似体験を得るってことは、
よほど、体と心が柔軟で「受け入れられる体制」でないと。
つまり、民衆も世の中も、
ゆったり~ゆったり~していた和服時代なら まだしも、
クールビズに頼らざるをえない平成を生きる人々は、
みんなみんな大忙し。
ならば、そういった時間がない人や、
あたしのように文字と付き合うのが不得手な人は、
視覚で受け取るのが 似つかわしいだろう。

だから~。余計に思うのねん、
『売春窟に生まれついて』と『ホテル・ルワンダ』という、
アカデミックで真摯で、海外では高評価を得ている映画が、
商売人の電卓にすら乗らなかったという事実が
とーっても寂しいなーと。

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大あわての相方へのつっこみ本日分
「あんずボー」探しは徒労に終わったか、今頃 相方は
「やっぱり教会より家が一番や~」と思ってるだろう。

でこが「あんずボー」探しに出ている間 あたしは、
安っぽい「コマ犬学習帳」でも作って、
ネットで物好きなヤツに売り付けて遊んだらどうかと、
またまた悪巧みをしてた。
そしたら、でこ画伯から昨夜返答があり、
「そんなん売れへんわ」と一喝。
んんん? そうかな。でこマニアの変わったヤツは
咽から手が出るほど ほしいはず。
いったって一人か、多くても三人程度やと思うけど。
でも まぁ、マニアのみなさん、ご期待くだされ。
でこ画伯から新たな案件が提出されました。
米に絵を書いて披露即売するそうです!
うーん。「連絡帳」と どっちがいいかなぁ。

以上、この夏その気な 悩める こぶちゃんでした。

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