五月の月末感想 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー


静樹


一週間が早い、滝のように早い。
子どもの頃の一日のように一週間が終わり、
一日が半日のように駆け抜けていく。
けど、そんなわずか半日のように感じられる一日の、
ふと意志をもって切り取った たった3分ほどの時が、
ことのほか おだやかで、
たとえようも なく シアワセ だと
ぐっと かみしめることがある。
ベランダの緑に水やりをしている時、
白いごはんを ふわっとお茶碗に盛った時、
古ぼけた木箱にニスを塗っている時、
自分の手で何かを育てていることに気付いた時、
ボワンと胸に あたたかなものが込み上げてくる。
「いい一日になりそう」とか なんとか。

今日も昨日までと同じように
子どもの頃の“半日分の一日”を生きる。
正午を過ぎた東京の曇り空の下で、
ささやかながらも つつがなく暮らしつつ
「いい一日にしよう」 そう思って。

さて、五月も あと わずかで終わり。
一年で一番過ごしやすい時季は
「いい五月になりそうだ」。
映画でいうと今月はパフォーマンスも含めて、
7本の映画や映像作品を観た。
どれも これも いい想いをくれた作品ばかりで、
特に一番近いうちに観た『受取人不明』については
「韓流フェスで観る観ない問題」から始まり、
至ることの「大阪で上映するしない」へと続き、
それがまた日本非公開となっている『ホテル・ルワンダ』と
『売春窟に生まれついて』に関する云々へ発展、
この数珠つなぎが「わんだほー!」。

『売春窟~2』の記事を書いた日に、
複数の方が読者登録をしてくださって、
貴重なお考えをいただいたのが有り難く。
お気持ちにお応えしたく、『売春窟~』の始めの記事で、
書き忘れていたことを追記したけれど、
そのかわり、相方・でこの問いかけは放置したまま、
また次回、じっくり吠えるとしよう。
ともかく、『ホテル~』と『売春窟~』について、
あたしの想いは また後日ゆっくり。
この2本が「いい映画だった、観てよかった」
と日本でも言ってもらえる日がきますように。

というわけで、
今月は もう映画館へ行く時間はなくなってしまった。
また来月、スクリーンの前に座り、
ちょっとドキドキしながら
「ブブー」というブザーの音を耳にしたい。

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コマ犬の相方・でこへの反応
そういうこっちゃー。
●鼻毛ボーン・眉毛ボーン・耳毛ボーン! の
相方・でこのブログ