オーシャンズ12-その2 |  ◆ R I N G O * H A N

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歌うパステル画家5*SEASON鈴御はんの蒼いブログショー

ヴァンサン・カッセル『オーシャンズ12』より

写真はクルーニとヴァンヴァンが向かい合ってるところ。
んーガンとばしてるのか? 気になるのは、
ふたりの身長差! それにクルーニは丸っちくなったなぁ、
角がとれたというか、人の良さそうな気配が漂ってる。
いやいや、クルーニはそういう役なのか? 考えてみれば そもそも、
あたしって前作の『オーシャンズ11』を観てないんよね、
まぁ。だいたいどんな話なのか想像は付く。
『今風スパイ大作戦/オールスター大集合!』
こういう魂胆でしょう。
バーン! ガシャーン! そしてちょっとあるかも知れないラブ絡み、
あたしゃ たぶん、ハラハラもドキドキもせんと思うけど、
華ある映画スターの演技対決はちょっと みもの、それに、
ヴァンヴァンが この映画に出たことについては かなり支持してる。

ただヴァンヴァンの役はというと・・・やっぱり今は わからない。
この間の写真↓も『オーシャンズ12』の写真なんやけど、
ともかく、悪役であることは間違いない。ヴァンヴァンは
悪役を演じさせたら天下一品。これは期待できるで ウッシッシ。

ところでヴァンヴァンは、アメリカの
N.Y.にある俳優学校で演技を学んでいて(なんとコメディー専攻)、
仏語だけじゃなく英語も ちゃんと話せる。だから、
アメリカで活動してもよかったんやけど
私がヴァンヴァンのことを偉いなぁと思う理由のひとつが、
ヴァンヴァンは学校を卒業した20歳のとき、ハリウッドではなく、
母国フランスへ活動の拠点を移し、
その後ずっと「フランス発の映画」にこだわってるところ。
ある雑誌のインタビューでヴァンヴァンは自身の夢をこう語ってる。
「私の夢は世界配給レベルのフランス映画を作ること」。
今の映画地図はハリウッドのひとり勝ち状態。
そこへ芸術ウンヌンを求めたがるフランスが立ち向かうなんざ、
横綱に小姓が挑むようなもの。が、しかし、
あたしゃ、そういう王者に挑むヤツが大好き。
さらにヴァンヴァンはこうも語る。
「フランスの映画が世界市場に受け入れられるためには、
 時としてキャラクター性のある映画に出ることも必要」。
それがつまり『オーシャンズ12』というわけ。
ほれ、映画にしか出ない俳優が、
映画の宣伝のためにTVのバラエティー番組に出るアレ、
つまりヴァンヴァンにとっての『オーシャンズ12』は、
番宣のためのバラエティー出演ってとこ。
たぶん、ヴァンヴァンは自信家で、ちょっと性格悪そうな感じ。
ハリウッドの体質を舐めてるとこもあるし、
でも、そんなところも私としては好きなんじゃ~~~~~。

わかったか~? でこ!
ヴァンヴァンは別にクルーニのファンでもバイでもないんや!
むしろ・・・いや、つづきはまたいつか。
本日は『みんな大好きヴァンヴァン情報パート2』として、
相方の疑問に答えるべく語ってみた。ほなっ!


●相方・でこのブログ http://koma-inu.ameblo.jp