暑いですねー、現場でジー――ッとしてるだけでも汗が出てきます。

 

さて、今週末にフルリノベーションの構造見学会を開催いたします。

 

昭和56年以前の建物を旧耐震、それ以降の建物を新耐震と呼び、

 

旧耐震建物の耐震改修に注目が集まっています。

 

 

というのも、現在流通している中古住宅のうち、土地建物込みで1000万円以下の

 

お求めやすい物件のほとんどが旧耐震建物だからです。

 

昔は耐震他金物なども充実しておらず「フルリノベ―ション」という言葉すら

 

ありませんでしたし、「子供が結婚したら建て替える」(二世帯住宅ふくめて)が

 

主流だったため、部分リフォームはあっても建物全体の改修は少なかったです。

 

 

現在では耐震金物なども充実し、建築資材の高騰もあってフルリノベーションに

 

注目が集まり、弊社でも大型フルリノベーションを何軒も計画中です。

 

 

今回の見学会の住宅はお住まいの案件で、

 

キッチンと居間、座敷が分断していて、ご家族でこれから末永くお住まいになるには

 

もう少し広いほうが良いとのことでフルリノベーションをご希望されました。

 

 

そこで、三室を一体化して、さらに増築部とドッキングすることで

 

大型LDKを確保し、

 

耐震性能も断熱性能も現代の基準まで押し上げた案件になります。

 

見学予約等はこちら

 

ぜひ、お気軽にご来場くださいませ。

 

 

 

今日もフルリノベーションの打ち合わせをしていました。

 

こちらもお住まいの物件で、田の字型の部屋を座敷を残して他をLDK化

 

問題は階段で、昔の階段は「登れればいい」なので

 

急で段差も大きく、踏み幅も狭く、、、、になっています。

 

それを適正な階段にして場所を変えて架け替える。

 

 

そうなると、1階と2階の間にある梁をまたがないように、

 

それから2階の上がったところも変なところに上がれば

 

2階の間取りに大きく影響しますので位置計画がとても重要。

 

腕の見せ所です。

 

 

2階はあまり使わないとのことで吹き抜けも設けて快適に、そしてデザインも

 

生まれ変わるご提案中です。

 

 

ただ、既設の建物の良きところも大切にしたい。

 

我が家には皆様それぞれに思い入れがあります。

 

それを上手に引き継ぎながら現代の性能や使いやすさをONしてReBONEする。

 

それがフルリノベーションです。

 

 

人の動線、光や風の通り道、そして耐震・断熱性能や

 

システムキッチンなどの住宅設備。

 

 

これらを数十年前の建物に組み入れる。

 

既設の良いところを活かすために決して無理をせず、静かに、

 

スムーズに違和感なく収める。そんなイメージです。

 

 

ありがたいことにバタバタしていますが、がんばりますよー!