暑いですねー

 

暑いしかもう言葉が出ないですが、暑いですねー 汗

 

 

さて、今日は登山と建築のやっちゃいけないことの

 

共通点について書きますね。

 

 

登山で一番怖いのは遭難することです。

 

「遭難」とは道迷いだけじゃなく、ケガ、疲労などで

 

自力で動けなくなること全般のこと。

 

 

遭難しないためには事前に情報をしっかり集めて、

 

それに対応するための装備の準備と、スキルが必要ですが、

 

最も大切なのは「撤退の決断」です。

 

 

「行けるところまで行こう」で進むと

 

自分の限界を超えた時点でもう戻ることもできません。

 

なので、体調不良や体力・技術不足を感じてきた時点で

 

どこで撤退する決断ができるかどうかがとても大切です。

 

 

 

建築も実は同じような決断すべき時があります。

 

 

たとえばリフォーム工事をしていて「あれ?」というイレギュラーが出てきた場合、

 

もちろん対策を考えて方向転換して対処していくわけですが、、、

 

 

ここで真面目な職人さんほど陥りやすいことがあります。

 

 

 

良い職人さんほど時間を無駄にせず仕事をしたいという想いがとても強いです。

 

それゆえに「あれ?」がでてきたときでも

 

「今日中に終わらせたい」と強く思ったりもします。

 

 

イレギュラーへの代替案が、簡単に解決するものなら良いんですが、

 

たとえば耐震金物を取り付ける予定の柱には付けることができないとわかった時、

 

簡単に「隣の柱でもいいだろう」とはいきません。

 

 

 

耐震金物の役目は一言で言えば「抜け防止」です。

 

耐震壁が受けた力で建物が大きく動いたときに、

 

柱や梁の接点が外れてしまわないように補完するのが大きな役目なので

 

構造計算で力が掛かる予定になっていない柱に取り付けたところで

 

いくら隣の柱でも役には立たないからです。

 

 

なので、イレギュラーが起こった時には構造計算などを使って

 

「根拠」を再検討する必要があるので、その場で判断できないこともあります。

 

 

 

根拠を持つことより、作業を進めることを優先することは

 

登山で言うところの「先に進んで動けなくなったらどうするの?」になります。

 

 

たった一日待って再検討をして進めることができれば後々の心配も必要ありません。

 

でも、作業を進めることを優先したらあとでやり直しになる可能性があります。

 

だから「止める勇気」が必要。

 

 

 

たとえ現場を止めることになっても大切な部分に関しては

 

常に根拠を持って作業をする。

 

私たちの仕事のクオリティでとても大切にしていることのひとつです。