ThinkPad x1 Carbon2016年モデルのジャンク品を16000円で確保~
の続きです。
が、まだ液晶は届いてないので液晶交換の話ではなく、みてくれの話です~
ジャンクとは言え、動くのでちゃんと整備したいなぁと思うと、やっぱりこのテカテカなパームレストはなんとかしたくなるわけです。
みすぼらしいしねぇ。
A型の性格なのかなぁ。。。

というわけで、ヤフオクに出ていたジャンク扱いのキーボード付きパームレストを落札。
本日届きました。
キーボードとクリックボタン左にテカリがみられますが、上の写真みたいな、テッカテカよりは全然OKです‼️
キーボードパーツはネジ固定で、ヤフオクにもまだ新品出品があるため、やろうと思えば後から交換も出来ますが、パームレストの新品はなかなか手に入らなそうですし、たぶんいいお値段になってしまうでしょう。。。
そこまでして新品同様する気はないかなぁ。

さて、材料は揃ったのですが、ここからが大変です。
左の本体に右のパームレストを移植するには、いろんなものを移植しなくてはなりません。
では、始めましょ~

まず、底面のネジを全て外して底面カバーを外します。
X1Carbon 4thの内部。
バッテリーは外してあります。
マザーボードとバッテリーは半々のスペースを使っています。

次にまず、指紋認証センサーを外します。
マザーボードとはケーブル1本で接続、センサー基板は2本のネジで固定されていました。

次は、タッチパッド。
横左右2本ずつと、上部1本のネジを外します。
こちらも、ケーブル1本です。

摘出した指紋認証センサーパーツと、タッチパッドパーツ

次はいよいよマザーボードの摘出です。
繋がっている全てのケーブルを外し、見えているネジを全て外せば摘出できますが、結構大変でした。
それでも、ThinkPadは全てのケーブルがフラットケーブルを使用しているので、あまり気を使わなくて済みます。
他メーカーのノートPCだと、ディスプレイコネクタが押しはめるタイプで、破損しないか冷や冷やしながら作業しなければならなくて疲れます(笑)
というわけで、マザーボード摘出~

あ、これも忘れずに移植しなくては。
これは、CPUファン固定用のパーツです。
CPUファンの下に設置し、このパーツと上からのネジでマザーボードをサンドイッチするような形になります。

このあと、更に液晶側上半身も外します。
ヒンジのネジを外しただけでは分離できず、よく見たら、無線LANのアンテナケーブルがキーボードパーツの下を這う状態で固定されてました。

実は、この作業、一切ThinkPadのハードウェア保守マニュアル見ずにやってるので、こういうところでハマってしまったりするわけです(笑)

さて、移植するための全パーツが揃いましたので、新たなパームレストへ移植します。
やることは、ひたすらマザーボード固定とケーブル接続なんですが、ちゃんと動作するかの確認が必要なので、上半身はまだつながず、マザーボードも必要最低限の固定のみにします。
移植仮止め状態。

ひっくり返して動作確認します。
下半身だけのX1 Carbon 4th。
ちゃんと電源も入り、各キーボードやトラックポイント、タッチパッドも全て問題なく動作しました。
このパームレストパーツ、動作保証の無いジャンク品として出品されてましたが、動作は問題なしでした。
出品者様に感謝です。

動作の確認が出来たので、全てをしっかり組み込みます。

あ、そうそう、
Core i5vProエンブレムとUltrabookシールも移植しないとね。
ちなみに、届いたパームレストにはCore i7vProのエンブレムが貼ってありました。

これで、移植作業完了~
どうですか?
before afterです(笑)
並べてみると随分違いますね~
綺麗になって良かった。

まだ液晶が痛々しいままですが、下半身は綺麗になりました‼️
これで、液晶が届けばX1Carbon 4thが完全復活します。

早く届かないかなぁ~液晶さん(笑)

おしまい