いきなりバラックな写真から(笑)
PioneerのMDデッキ、MJ-D5のジャンクです。
MDが入りません1620円。
店頭で動作チェックさせてもらったら、確かにMDはいりませんでした(笑)
でもまぁ、どこがおかしいかはけんとうついてるので確保してしまいました(笑)
既に完動品のMJ-D5持ってるのについつい。。。
帰宅して、改めて動作チェック。
MDは吸い込まれませんが、無理矢理入途中まで入れて、イジェクトボタンを押すとMDがイジェクトされます。
が、メカがカチャカチャ音がして、最終的にメチャエラー?もとい、メカエラーMと表示されて終了(笑)
出ました‼PioneerのMDお決まりのメチャエラー(笑)
では、開腹して~
メカ外して~
PioneerのMDデッキでメチャエラーになる場合、まずチェックするのは、赤く囲った2ヵ所です。
これ、MJ-N901の記事でも登場したセンサースイッチです。
左側がローディングPLAYスイッチで、右側がローディングRECスイッチです。
今回、基板上に書かれてるのを発見して気付きました(笑)
ローディングPLAYスイッチは、MD再生時のローディング関知スイッチで、このスイッチが押される事で、メカがMD再生命令を出せるようになります。
ローディングRECスイッチは、MD録音時の関知スイッチです。
この2つのセンサースイッチが接触不良を起こすと、メカが暴走したり、今回のようにローディング機能が動作出来ず、MDが入らないといって不具合が起こります。
というわけで、センサースイッチに接点復活剤を散布し、綿棒を使ってセンサースイッチを連打(笑)して馴染ませます。
では、仮組みしてテストです。
はい、冒頭の写真ですね。
見事にローディング出来るようになり、MDも認識、再生出来るようになりました~。
次に録音テストをしてみると。。。
録音動作はするものの、イジェクトしてTOCの書き込みでエラーが出てNG。
再度、MDを入れるとブランクディスクと認識するものの、録音ボタンをポチッとなすると、プロテクトエラー。
もう一度出し入れすると、今度は録音モードになり、録音開始しますが数秒で磁気ヘッドがうろうろし始めてその後ヘッドが上に上がってバッドエンド。。。
だめですね。
またばらして、ローディングRECスイッチをよ~く接点復活剤投入でクリーニングし、ピックアップ側の端にあるMD検知スイッチの録音プロテクト関知スイッチにも接点復活剤でクリーニング。
DAT同様に録音プロテクトのシャッターがMDにもあります。
このシャッター窓が開いてれば録音プロテクト、閉まっていれば録音可能ということで、デッキ側のセンサーが判断するわけですが、ここも接触不良だと動作が不安定になります。
ついでに、ピックアップレーザーボリュームもちょこっといじっておきました。
再度仮組みして録音テスト。
とりあえず、シンクロREC1押しで1曲録音。
そうそう、うちの完動品MJ-D5もジャンクとして売られていたものでしたが、シンクロRECで1曲しか録音出来ないからジャンク。。。
実は、シンクロREC1回押しでは、1曲のみのシンクロ録音しか出来ません。
シンクロRECボタンを更に押してALLにしないと全曲録音が出来ないんですよね。
つまり、うちのはジャンクでは無かったのです。
さて、話が逸れてしまいましたが、シンクロRECで1曲録音してみましたが、磁気ヘッドがさまよって外れてしまうこともなくしっかり録音出来るようになりました。
現在シンクロREC ALLでCD1枚分の録音テストをしていますが、大丈夫そうです。
しかし、中身はスカスカですなぁ。
でも、このMJ-D5には、ARTIST SYSTEMという他のMDデッキにはない強力な武器があるんですよね。
あと、レガートリンクコンバージョンね。
低価格な割にやるなコイツ‼てなMDデッキです。
が、2台も要らないので、録音で問題なければ、ハードオフにお帰りいただく予定です。
そうそう、このMJ-D5には、ピンクのぞうさんがいましたよ~
おしまい