〝読書とミスコン〟 | 好文舎日乗

好文舎日乗

本と学び、そして人をこよなく愛する好文舎主人が「心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつ」けた徒然日録。

Aさんの自己推薦入試対策として、夏休みからふたりで本を読み続けている。その数は50冊に垂(なんな)んとしている。一部の教員たちから「本を読んでいるだけじゃダメ。考えなきゃ!」と言われ、随分悩んだこともあった彼女であるが、「本を読んでなければ考えることもできない」ということに気づいてからは、無責任教師の妄言など全く気にする様子もなく、ひたすら本を読み続けている。これが礎となって、彼女の大学生活をきっと実り多きものにしてくれるだろう。頑張れ、Aさん。

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昨年指導したBさんが30冊前後であったから、冊数ではBさんを遙かに凌駕している。そう言えば、Bさんは大学入学後、ミスコンに出場して準グランプリを獲得したらしい。Aさんは、Bさんを尊敬し、憧れていた。Bさんを追って彼女もミスコンに出るのだろうか? 読書量では間違いなくグランプリであろう(笑)