2年生のA君とB君が話にやってきた。国語に不安を抱えているという。
話を聞いて呆れてしまった。ひどい授業だ。これでは力がつくわけがない。
側で聞いていた3年生も呆れていた。3年生のAO・推薦入試その他の指導で忙しいけれど、話ぐらいは聞いてあげられるよというと「3年生の邪魔にならないように週2回来ます」というので許可した。
呆れたのは古典の授業で、生徒の現代語訳を「その訳はおかしい」と言って訂正するのだけれど、ほとんど同じで、どこがどう違うのかまったく説明がない古文教師の話。だったら、最初から現代語訳を配ればいいのに……。
「君たちは真面目だね。僕ならいっぱい質問をして合法的にいじめるけどね(笑)」
ある生徒が「先生は国語科救命センターの救命医みたいですねと言っていたが、瀕死の状態で運ばれてくる〝患者〟のなんと多いことか。〝藪医者〟たちめ、訴訟に発展しないことをいいことに、思いつきの〝治療〟をしやがる。
志望理由書の添削指導に手間どって、ペタ返しが間に合いませんでした。申し訳ありませんm(_ _ )m