進路指導室が今年からAO・推薦入試受験者を対象とした面接対策を行うらしい。昨年、低レベルな面接指導が禍し、不合格者が続出したことを反省したのであろうか。
生徒の話によれば、第1回は、視聴覚室に希望者を集め、5月に倒産したI出版のDVDを途中まで見せただけで終わったという。やる気が伝わってこない。ある生徒が「何でもいいから指導をやったという〝かたち〟を残したいだけなんですよ。やる気あんの?って感じです」と言っていたが、それが本当だとしたら、あまりに情けない。「先生、対策してください」と言われたが、志望理由書や小論文の添削指導に追われ、とても面接指導にまで手が回らない。しばらく様子を見てから対応することにしよう。