さて、この架空の本は2色刷りですが、刷り色はスミ+特色です。
現時点では何色にするか決めていませんが、InDesignではカラーをスウォッチで管理しておけば、後から色が変更になってもカンタンに修正ができます。
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C100を、
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M100に
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M100を削除して、DICカラーに置き換えると
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簡単に色替えが完了します
最初から決まっている場合、ない場合もあると思いますが、カラーの管理はきっちりとしましょう。
仮に決まっていて、最初から刷り色と同じカラー作る場合、リンクファイルに注意しましょう。
InDesignは色替えが簡単ですが、画像やIllustratorファイルは開いてカラーを変換する手間が発生します。
いろいろなやり方がありますが、ここではリスクの低い「プロセスカラーでの作成」でとりあえずシアンを選びます。
色が決まったら、プリンタ側の機能で色を置き換えて出力、ということにします。
刷り色が変わった際も、画像やIllustratorのリンクファイルも修正する必要がないので、これが一番手っ取り早いです。
デメリットは、最終の仕上がりのイメージがつかみづらいことです。
スウォッチを作ったら、そのスウォッチを基準に濃淡スウォッチやグラデーションを作りましょう。
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ちなみに、InDesignには「混合インキ」という機能があり、特色での掛け合わせデータも作れます。