話し上手よりも
聞き上手の方がモテる。
人間は皆、話したがりだから聞き手になってくれる人や仲間は重宝するのである。
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札幌、京都と回らせてもらった。
全然、的を射ていないかもしれないが、
札幌ではプロの方達がお客様で
オレの卓に知識を被せてコミュニケーションを取ろうとする。
それが解るとこちらも特段、ストレスも感じなく、大卓を打ち全員で共有する特殊な卓になる。
んで、京都。
京都市内は現代まで様々な戦火の中心になった土地だ。
ニコニコしてるが、肚の中はよく分からない場合が多く、門から玄関まで距離がある古民家を見ても余所者を見定める冷静さを感じる。
もちろん、本気で買おうとしているお客様はキチンと自分の質問をする。
これが、結構、個人差があり、対応出来ないレベルもあるんだぜ?
『兄ちゃん、スイッチ押してへんのにいきなりIHから煙出た!』
『兄ちゃん、10年、10年はもっと言いはるけど、とんかつ、10年で何枚焼けるん?』
『兄ちゃん、このIH買うたら、ウチとこのIHどっちが長生きすると思う?』
……知るかっ!
オレが解る訳無いだろう!
ついでに言うと答えが難しいだろう?
そんな時に便利な奥義がある。
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奥義
『ていうか』
使い方、話題を全く別のものにすげ替えても成立する言葉。
『兄ちゃん、あんた髪短いなぁ』
『ていうか、お客様、これ知ってる?』
『兄ちゃん、上手に喋りはるけど、どうやって覚えるん?』
『はぁ?ていうかお客様、この値段お手頃でしょ?』
ま、これらは一例で、
この『ていうか』
いや、オレは江戸弁なんで
『っつーか』を多用するがこれが便利なのである。
『ああ〜ビール美味え、っつ〜かさぁハイボール安くね?』
『なんだよ、雨かよ。っつ〜かさぁ深キョン可愛くね?』
『給料日まであと10日もあるよ。ていうかさぁ、トイレ行きたくなっちゃった。』
『シャンプー変えたんだけどあんまりあわねぇや。ていうか、カンブリア宮殿ビデオ予約忘れちった。』
青天井日記の賢明な読者諸君なら理解出来るだろう?
上記の文章から
『っつ〜か』 『ていうか』
を抜いてみたまえ!
頭おかしい人だろう!
ていうかマジック。
ていうか、京都ラウンドは懐かしい人やオレを覚えててくれてた楽しいお客様や頼りになる先輩に再会できた。
こういう機会に
スペシャルサンクス!
皆さま、いつかの再会を!