謝らない時間喰い虫 | 実演販売士ナックル井上の青天井の繁盛日記

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さぁさぁさぁ、知ってる人も知らない人も、この一期一会の出会いを逃さずに
勇気を出して、コメントし,
ちょっと覗いてみてください!

時間は万人に平等で、どんどん減る貴重なものである。
だから、遅刻はしない。
人を待たすのも、待たされるのも嫌いだ。

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さて、眼科にに来ている。
昨年行った目の手術の経過観察の為だ。

施術の日、俺の目の主治医は電車が遅れたとかで遅刻してきた。

ま。
しょうがねぇか。

今日、診察予約は11:00だ。
つまり、開院時間の一番の患者で、スムーズに眼底検査ができるように10:30に瞳孔を開かせる目薬を点眼。

オレが呼ばれたのは11:30だ。

11:20にイライラしてくる。
『あの、おれ、11:00の約束なんですがまだですか?』

『あ、…先生、今いらしたのでもう少しお待ち下さい』

『おいおい!また遅刻かよ!これで二度目だぞ!』

それから10分後にナックルは呼ばれた。

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『はい。どうぞ座ってください』

何このなんでもない当たり前の第一声。

声は荒げないが怒気が乗っかてるのを自分で感じる。

『先生、また電車遅れたのか』

『…緊急のオペが入って。生命の危機だったから。』

『眼科医も生命の危機に直面するのだな』

『ああ…視力の生命なのだよ』

『事情は解る。事情は分かるけど、普通、遅刻してきたら"遅れてごめん"だろ!しかも先生二回目だぜ?目の悪い症状を抑えるのは得意みたいだが、人の気持ちを抑えるのは苦手みたいだな。じゃ、よろしく…』

診察台に座り顔がズレないようにラクビーのヘッドガードみたいな台におでこを着ける。

『では…上を向いて……』
診察が始まる。

ハッ!
しまったっ!
この謝らない時間喰い虫は俺の目をいじるのだった!

うわぁ
怖え。
乱暴にやらないでくれよ。
ナックルは思いを伝えたことを少し後悔した。


診断の結果、良好らしいが

俺の右目は相変わらず、見えにくい。


みんな、遅刻したり、自分に非が会った時はどんなに偉くなっても謝らなきゃ人間関係が円滑に行かないよ!