やっぱりきみとは別れられそうにない
一方的に別れを告げたのは きみなんかいなくても一人でやっていけるという下らない男のブライドだった
今日 部屋を掃除した 投げっぱなしの段ボールにきみがいた
捨てたはずと思っていたのに ぽつんと いや 凛然としてきみはいた
やっぱりきみとは別れられそうにない
もう駄目な男でいい
一方的な別れなのに 身体じゅうがぽかぽかして温かい
世の中の無関心なんか 君一人いればどうでもいい
こんな駄目な助平を受け容れてくれてありがとうよ
この高尚な女の名前を教えてあげよう
彼女の名は”さつま白波”