「年齢があがると転職しにくい」とか、「異業種に転職すると年収が下がる」という話はよく聞く。

実際に転職エージェントの方の話を聞いてみても、「35歳くらいを超えると、受け手となる企業もマネージャーとしてのポジションで採用を考えるので、ハードルはかなり上がる」とのこと。

一方でサラリーマンとして働く自分たちはどうかというと、ざっくり3パターンぐらいに分かれるのかなと。

①入社前とのギャップを感じ、3年目ぐらいまでに転職する

②一通り業務を経験した上で、将来への不安や新たなチャレンジを求め、入社5年目から10年目にかけて転職する

③会社にフィットし、あるいは不満を抱えながらも定年まで勤め上げる

*10年目以降の転職は個別の事情がある場合が多いと思われるので省略

①の場合は、第二新卒という言葉があるように、それほど抵抗無く転職ができ、その後も1度目の転職経験から比較的自由に動くことが出来る。

③の場合は、良し悪しは別として特に何も起きない。

問題は②の場合。この場合、冒頭に述べたような異業種へのチャレンジや収入に対する不安、それに加えて周囲の目線も悩みの大きな要因となる場合が多い。


「周りの目線なんか関係ない。自分がやりたいかどうかだけ。」という声が聞こえてきそうですが、これはまさに仰る通り。

ただ、そうと分かっていても中々踏み切れなかったり、必要以上に悩んでしまう人が多いのも事実。
特に、今社会人5年目から10年目くらいの世代は、「1つの企業で勤め上げることが大事」、「転職は自分に負けて逃げ出すこと」というような教えを受けて育ってきた人が決して少なくない(そうは言われないまでも、そういう雰囲気を感じながら育ってきた人はけっこういるはず)。

そうして刷り込まれたイメージは簡単に払拭出来るものではないけど、少なくともこれからの時代を生きていく上では、それに囚われていてはいけないと思う。

これから先は、終身雇用に守られて会社にさえ行っていれば一生安泰という時代ではなくなるし、誰にも出来るような仕事はAIによってどんどん減っていく。
社内政治しか出来ない人は、その組織から離れた瞬間に通用しなくなり、働き口さえなくなるかもしれない。


大事なことは、この危機感に向き合った時、それでも自分は今のままで大丈夫かどうかを、じっくりと自分自身に問いかけてみることだと思う。

その答えがNOであるならば、自分に何ができるか、自分は何をしたいかということに自然と考えは及んでいくはず。
そして、その先ががぼんやりとでも見えはじめた時、環境が変わることへの不安や周囲の目線といったものは、それほど重要でないということにきっと気付く。

転職に早いとか遅いはなくて、その理由付けをしっかりと自分で腹落ちできるまで考え抜けているかどうか。

自分は、普段の生活では接点のない"自分のコミュニティの外"の人たちと積極的に関わることで、そのことに気付くことが出来た。
もし同じ様に悩む同世代の人がいるなら、是非一歩、何でもいいので踏み出してみてほしい。







ギリギリ昭和生まれのサラリーマン(金融系)です。組織の肩書きじゃなく、どこでも通用する価値を持ったおっさん、プロリーマンとなるべく修行中。働き方、仕事のスキル、キャリア形成等、同世代のサラリーマン向けに発信していきます。


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