私はバスはほとんど乗らないのだが、バスの利用者に先日興味深い話を聞いた。
バスの二人掛けの席に一人で座る場合、男性は窓際に、女性は通路側に見事に別れて乗っていたとのこと。
感性アナリストとして男女脳差の観点から様々な事象を研究しているものとしては非情に興味深い事象だ。
これは、男性脳は空間認識力が高く、女性脳は目の前にあるものを、つぶさに観察する能力が長けていることに起因する。
バスと言っても観光バスでなく路線バスであることがポイントである。
男性脳は見慣れた景色でも無意識のうちに空間把握能力を使い切る事ができる窓際を好み、女性脳は見慣れた景色よりも身近な小さな変化に気がつく能力を刺激されるのが心地よいと脳の潜在域が判断をしている無意識の行動の結果であろう。
これは、脳梁をはじめとする、様々な左脳・右脳をつなぐ領域が女性脳の方が簡単に表現すれば太いからである。そのために、女性は左右の脳の連携がよいのである。
左右独立傾向にある男性脳・左右連携傾向にある女性脳
どちらも長所短所がある。
その短所のみをお互いが目くじらを立て、恋愛や職場や家庭でのすれ違いがおこっているのが実情である。
お互いの性差を理解し認め尊敬し相互補完しあうことが大切であることはいうまでもない。