最近、街で車輪の小さな自転車に乗っている人が多くなった。
なぜだろうと思っていた。
車輪が小さい=本格的なロードスポーツ車のようにスピードがでない。
つまり、過程を楽しむアナログ期のものなのだと最近気付いた。
デジタル期においては、最速というスペックや、実際に目的地に早くつけるということが
心地よい。
それに対し、アナログ期は、目的地に最短で着くことよりも、その過程や、その過程の中の
偶然の出会いなどが心地よくなる。
この二点が、長軸索活性期のアナログな部分を刺激しているのだ。
また、車輪が小さくなる事で、相対的に、サドルやハンドルなどの構成パーツが大きく見える。
これは個の主張につながる。
ネクタイのドットが大きくなってきていることと合い通じる部分である。