地下鉄(メトロ)に乗って&バブルへGO!! | なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

なぜ7年で人は飽きるの?脳機能で磨く「恋愛力」「販売力」

岡田耕一:脳のモードを知れば、仕事も恋愛もうまくいく

感性アナリストの視点から見る映画の評論を書こう。

感性トレンドの研究の為に映画は必須アイテムの一つである。

この二つの作品は、封切の時から見なければと思っていたのが、やっとDVDで見ることができた。

「地下鉄に乗って」は1994年浅田次郎氏原作小説の映画化。
「バブルへGO!!」はホイチョイ・プロダクションの原作。

共通通項は、タイムマシーンものであること。
違いはシリアス系とコメディー系である。

しかし、大きな大切な共通項が存在する。

それは親の愛・親子の関係などの人間の最も基本的な要素の一つを題材にしていることだ。

これらの要素は感性トレンドのアナログ時代に好感度があがる。
さらに今年は本質の時代であることを考えると、この二本の映画は、その先取りともいえる。

浅田次郎氏に至っては、1994年デジタル時代の末期にアナログ要素を軸にしてこの作品を手がけた事になる。全く以って真のクリエイターの感性の高さには脱帽せざるを得ない。

まだご覧になっていない方の為にネタばれにならない程度にしておくが、この親子の関係が紆余曲折のアナログ時代のキーワードそのものである。

ご覧になっていない方は、今年見ると心に響くものがきっとあるはずである。