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◆朝トレ 一問一答 権利関係◆
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しっかり理解して基礎を固めましょう!
過去問等をベースにした問題や吉野塾オリジナル問題です。
基本知識が定着しているか確認できる内容を構成しています✐
【民法 意思表示】
・A所有の時価1億の甲土地につき、AはBに対して譲渡するつもりがないのに「1,000万円で譲ります。」と引渡した。Bは、Aの本意について過失があって知らなかった場合、当該意思表示は、有効である。
☆シンキングタイム☆
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
正解は、×(誤り)です。
Bは、善意有過失のため、Aの意思表示は無効となります。
したがって、本問は誤り
今回は、心裡留保がテーマ。
文中の「AはBに対して贈与するつもりがないのに~」というのが、Aがウソをついているということ。
ここから「心裡留保(ウソをつく・ジョーダンを言う)」の事例であることを読み取りましょう。
本問では、相手方BがAのウソについて過失があって知らなかった(善意有過失)ため、AB間の契約は無効です。
ジョーダンを言ったりウソをついて相手方と契約等をした場合、その契約は、原則として有効です。
さすがにウソをついた本人を民法は保護しません
ただし、相手方がその本人のジョーダンやウソを知っていた(悪意)場合や過失により知らなかった(善意有過失)場合には、無効となります。
特に「善意有過失」の部分を受験生は忘れやすいので、注意してください
また、この無効については、善意の第三者には対抗することができません。
第三者が登場するパターンもしっかり押さえましょう♪
心裡留保は、令和2年の民法大改正があってから出題が見られていません。
いつ出題されてもおかしくないため、準備を怠らずに
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