朝のゴールデンタイムを利用して、朝トレを習慣化✨
しっかり理解して基礎を固めましょう!
権利関係 一問一答
過去問等をベースにした問題や吉野塾オリジナル問題です。
基本知識が定着しているか確認できる内容を構成しています(^^♪
【民法 不法行為】
・Aに雇用されているBが、勤務中にA所有の乗用車を運転し、営業活動のため得意先に向かっている途中で交通事故を起こし、歩いていたCに危害を加えた。Cが即死だった場合、Cには事故による精神的な苦痛が発生する余地がないので、AはCの相続人に対して慰謝料についての損害賠償責任は負わない。
☆シンキングタイム☆
チ、
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チ、
チ、
チ、
チ、
正解は、×(誤り)です。
即死した被害者の慰謝料請求権も、相続の対象となるため誤り
「不法行為に基づく損害賠償請求権」についての問題。
そして、今回は慰謝料が登場します。
慰謝料とは??
精神的な苦痛・損害があった場合の損害賠償金です
そして慰謝料を請求できる権利(慰謝料請求権)は、相続の対象となるため、被害者に相続人がいた場合には、相続されます。
これは、被害者が交通事故等によって即死した場合であっても同様です。
「え??即死しているんだから、そもそも精神的苦痛なんてないんじゃないの?」
確かに!
そう思えなくもないですよね。
しかし、判例は、不法行為と被害者の死亡との間には、時間があり、それが一瞬であったとしても慰謝料請求権は発生するとしています。
たとえば、交通事故で即死したケースで、その事故の際、スローモーションで考えてみると、被害者には一瞬でも苦しみはあるのではないかと…。
そして、そこに慰謝料請求権が発生するのであれば、その権利は相続の対象にもなるということ。
難しいテーマではないのですが、宅建試験では繰り返し出題されていますので、確認しておきましょう♪
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