★一問一答 朝トレ★
朝のゴールデンタイムを利用して、朝トレを習慣化✨
しっかり理解して基礎を固めましょう!
権利関係 一問一答
過去問等をベースにした吉野塾オリジナル問題です。
基本知識が定着しているか確認できる内容を構成しています(^^♪
【抵当権⑩】
・AはBに金銭を貸し付け、この貸金債権を担保するためにB所有の土地の上に建っているB所有の建物に抵当権の設定を受けて、その登記を備えた場合、抵当権設定時にB所有の土地の登記名義がCであったとしても、抵当権実行による買受人Dのために法定地上権が成立する。
☆シンキングタイム☆
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
チ、
正解は、○(正しい)です。
抵当権設定時に土地と建物の所有者(B)が同一であるので、法定地上権が成立します。
たとえ土地の登記名義がCであっても成立します。
今回のテーマは「法定地上権」。
法定地上権の成否についてよく出題されます。
苦手な受験生が多いですが…
大丈夫
得点するためのコツをお伝えします♪
まず、地上権についてですが、これは他人の土地を利用できる権利。
通常、地上権は、土地を利用したい人と土地の所有者である地主さんとで契約をして発生させます。
そして、法定地上権は、法律で定められたある一定の要件を満たすと、自動的に地上権が発生するというもの。
せっかくオークション(競売)で建物を落札しても、土地の所有者が別にいて…
「あんた土地の権利何もないじゃないか!建物の不法占有だ!出てけ~!!」
と言われてしまっては、あまりにもかわいそう。
さらに、土地の不法占有を理由に建物を取り壊すのももったいない
そこで、民法は、ある一定の要件のもと、土地と建物の所有者がバラバラになったときに、地上権が自動的に発生させるようにしています。
そうすることで、建物の所有者は地上権を手にし、問題なく土地を利用できるようになります
下記、法定地上権の主な成立要件です。
① 一番抵当権設定時に、土地上に建物がある
② 一番抵当権設定時に、土地と建物の所有者が同じ人
③ 競売の結果、土地と建物の所有者がバラバラになる
※特に①・②が大切です
一番抵当権設定時に、土地の上に建物がある状態で、しかもその土地と建物の所有者が同一人ということ。
法定地上権が出題されると差がつきやすいので、復習を怠らずに
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