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おはようございます☀
今回も今年の10月試験問題を題材にします。
正答率が50%~60%くらいの合格者と不合格者で差がつく問題。
でも、合格するためには得点したい!
題材にする問題は、下記です。
【問39 クーリング・オフ】
まず、問題文(リード文)で「告知書面」とあります。
クーリング・オフの告知書面は、過去問でも出題されていますが、告知書面の記載事項まですべて覚えている受験生はほぼいません。
なので、告知書面の記載事項を覚えていなくとも、そこで差はつきませんのでご安心を。
クーリング・オフの可否についての基本事項をしっかり押さえていれば解ける問題です。
選択肢1と2で迷われた方が多かったみたいですね。
答えは、選択肢1。
クーリング・オフがあった場合、宅建業者は、仮に損害が出たとしても、別途それに対して損害賠償請求や違約金の支払いの請求をすることはできません。
これは受験生であれば誰もが知っている知識。
この知識があれば解けた問題ではありました。
そして、選択肢2も基本知識があれば解けます。
クーリング・オフは、下記①または②の場面に該当したらすることができません。
①クーリング・オフについて告げられた日から起算して8日経過したとき
②買主が引渡しを受け、かつ、代金の全部を支払ったとき
このことを問う内容でした。
一見すると選択肢2も正しい気がするのですが、、、、、
選択肢2の「Cが当該マンションの引渡しを受け又は代金の全部を支払った場合を除き、」とあり、
ここの、「又は」が誤り。
ただしくは、「かつ」です。
「又は」と「かつ」では意味がまったく異なります。
この点に気付けたかどうかがポイント。
キーワードだけで判断して問題を解いている方ほど引っ掛かりやすいです。
やはり、こういう問題に対応できるようにするためには、キーワードだけで判断するのではなく、文章全体を読み、意味を理解しながら解く習慣をつけること。
そうすると、自然と注意力も上がり、このようなヒッカケにも気づきやすくなります。
皆さんの思考回路はどうでしたか?(^^♪
キーワードだけ見て、それで判断していたか?
それとも、しっかり文章全体を読み、意味を理解しながら解いていたか?
12月受験生は、今からでも遅くはありませんから、問題の解き方について意識できるようにしましょう!
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