続きです。
開腹手術について不安なことを先生にききました。
〇開腹手術の癒着防止について
・術前に腸の運動をよくし便秘を解消する漢方をのむ
・手術時に癒着防止シート(癒着防止剤、インターシード)を使う
・癒着防止の腸が動く点滴をする
これらにより予防をするようです。
個人的に考えてみたのは、
もし仮に術後10年経って腸閉塞になった場合は、10年後に癒着したのではなく術後の癒着により10年後腸閉塞をおこした、という可能性が高そうな気がします。違うのかな?
術後癒着について、かかりつけの消化器内科の先生にきいてみたところ、癒着は気にしない方がいい。
手術をしてなくても癒着してる人もいる。
若い時の手術で術後癒着し、80歳になって腸閉塞を起こす人もいるが、それだけなるならないがよくわからないもの。
気にせずそれまで楽しく暮らした方がいい、僕も現在術後です、とのことでした![]()
私は内膜症で、開腹手術はしてなくても腸がすでに卵巣と癒着している状態です。
かと言って腸閉塞を起こしたことはなく、普通に食べられているので、癒着しても腸閉塞がなるべく起こらなければいいなと思うようにすることにしました。

〇子宮全摘のメリット
子宮を取ると
・子宮体がん
・子宮頸がん
・子宮内膜がん
この3つはリスクゼロになります。
他にメリットとして、生理がなくなります。
子宮内膜症は、長く放置すると内膜がんや、癒着などが心配、
チョコレート嚢胞は、放置すると卵巣がんが心配。
勿論、これらも悪い部分の切除と子宮摘出後はなりません。
また、PMSの頭痛も頭痛原因の物質が出なくなるため、なくなるようです。
私の場合は、筋腫が大きく複数あり、チョコレート嚢胞が腸などに癒着もあるため開腹手術の方が安全なようです。
ただし、横切りで小さく切るそうです。
〇麻酔について
麻酔は、全身麻酔で、
よくSNSでみる硬膜外麻酔は、がんではなく良性疾患のためこちらの病院では使用せず、点滴の痛み止めになるようです。
〇夫婦生活について
子宮摘出による夫婦生活は、傷などが治ればその後違和感なく問題なくできるそうです。
むしろ、子宮内膜症があると性交痛があるためこちらも解消されるようです。
男性側には、子宮があってもなくてもわからないそうです。
私は、婦人科の内診もここ数年は痛かったです。
これは、今後そういうつもりはなくても、気になるところだとは思います。
先生から子宮摘出を勧められたわけではなかったけれど、40を過ぎているので手術をするのであれば、再発やがんを防ぐためにも、根治治療として子宮がない方がいいと考えていました。
医師は、病気や手術の不安は病院でしか解消出来ないからと、私が考えてきた沢山の質問に1時間以上かけて答えてくれました。
知らなかったのですが、筋腫だけ取る方が出血が少ないと思っていたのですが、逆で子宮ごと取った方が出血は少なくて済むんですね。
なので、私の手術の場合、輸血する可能性は低そうでした。
