一つ前のブログです。






父が亡くなった日の夕方、
主治医から電話があり、「本人が前向きに治療に取り組んでいたのに、力になれなくてすみません」「あの状況では退院はさせられなかった」と言われました。

私は、「先生のおかげで父はもっと生きたいと思い、治療に前向きになれたので感謝しています。」と伝えました。


2年前に胃潰瘍との診断がおりたけど、父は当時の医師の胃カメラがとても苦しく、当時の先生なら行かないと消化器内科には行かなくなりました。

現医師いわく、あの時からがんだっただろうとのことでした。

いまの医師になってから、胃カメラが苦しくなかったようで、先生のことをとても信用していて治療に前向きになりました。

これは、先生にも伝えたので、胃カメラの技術一つで命に関わってくるというのは、今の先生ならわかってくれたと思っています。




父が亡くなった時に、看護師さんが

「◯◯さん(父)は、辛いのに大声上げたり文句言ったり全然しなかったね。我慢してたのかな?気を使ってくれてたのかな?」

「すごく頑張ってましたよ」と。

私は、我慢させてたのか、もう文句を言う気力がなくなってしまったのか、かわいそうなことをしたと思いました。


私にも、「娘さんも長い期間頑張ったね。」

と言ってくれました。

父は、2つの末期癌で8年闘病しました。


職場などでも、毎日病院へ行ってえらいね。なかなか出来ないよ。そんなこと抱えてるように見えないね。と言ってくれてました。

でも本当は、ゆっくり死に向かう父を見続けるのは色々な面でとても辛かったです。