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1 フォロー講義
商法は、行政書士試験の試験科目の中では配点が低く、どうしても、後手後手になりがちな
科目ではないかと思います。
確かに、例年、出口調査による商法の得点率は、例年、40%前後で、他の科目に比べると極
端に低くなっています。
しかし、問題レベルは、
数年前から得点しやすい基本的な問題が多くなっていますので、行政法や民法の択一式で、
さらなる得点を上積みしていくよりも、商法で得点していった方が、費用対効果が高いのも
事実です。
やはり、時間対効果(タイパ)を考えて、得点しやすい科目・分野から得点を取っていくの
が、試験対策として、重要になってきます。
受講生の皆さんも、
今後、商法を復習する時間を、どこかできちんと取って、商法できちんと得点することがで
きる学習計画を立ててほしいと思います。
2 復習のポイント
① 株式(3)
まずは、基礎から学べる会社法p74、パワーポイント(株式⑦⑧)で、株式譲渡自由の原則
について、株式会社の特質から、きちんと説明できるように「理解」してみてください。
会社法は、具体的にイメージすることができなくても、ロジックで追っておいけば、「理解」
することができるようになるかもしれませんね。
次に、基礎から学べる会社法p79、総整理ノート38以下、パワーポイント(株式⑥)で、
定款による譲渡制限について、知識を整理しておいてください。
本試験では、
権限分配に関する問題が頻出していますので、パワーポイント(会社の意義⑧⑨)の視点を、
もう一度確認しておいてください。
権限分配の「視点」
このように、会社法を理解して、本試験で得点していくためにも、権限分配の「視点」は、
重要になってくると思います。
次回の講義冒頭で、過去問を検討していきますので、該当問題を検討しておいてください。
② 株式(4)
まずは、基礎から学べる会社法p88以下、総整理ノートp46以下、パワーポイント(株主と
株式⑨)で、株式の併合・分割について、権限分配の「視点」から、知識を整理しておいて
ください。
権限分配の「視点」
株式の併合と分割でも、パワーポイント(会社の意義⑧⑨)の視点が、過去問で出題されて
いますので、権限分配の「視点」は、よく理解しておいてください。
次に、基礎から学べる会社法p94以下で、単元株式制度の制度趣旨について、よく理解した
上で、総整理ノートp49、パワーポイント(株主と株式⑩)で、単元株式ついて、権限分配
の「視点」から、知識を整理しておいてください。
権限分配の「視点」
単元株式制度でも、パワーポイント(会社の意義⑧⑨)の視点が、過去問で出題されていま
すので、権限分配の「視点」は、よく理解しておいてください。
株式の併合・分割や単元株式制度は、出題サイクル的には、そろそろ出題されてもいいよう
なテーマではないかいと思います。
最後に、パワーポイント(株主と株式⑪)で、自己株式の取得の場面をイメージして、どの
ような弊害があるのかをざっくりと理解してみてください。
その上で、基礎から学べる会社法p98、総整理ノートp43の図表で、自己株式を取得する方
法について、権限分配の視点から、知識を整理しておいてください。
権限分配の「視点」
講義の中で、過去問を検討しているように、本試験では、権限分配の視点の問題が頻出して
いますから、パワーポイント(会社の意義⑧⑨)の視点をよく理解しておいてください。
また、基礎から学べる会社法p106、総整理ノートp43以下で、自己株式の法的地位・処分
について、試験でよく問われる点を中心に、知識を整理しておいてください。
自己株式の取得が解禁された平成13年商法改正など、会社法の改正は、現実の経済状況に
対 応して、頻繁に行われています。
その意味で、会社法は、生きた法律と言えます。
したがって、商法(会社法)をよりよく理解するためには、法律だけではなく、政治・経済
・社会についても、関心を持つことが重要なのだと思います。
株式会社は、
何のために自己株式の取得を行うのか、そして、自己株式の取得を行うと、株価がどうなる
のかという「視点」です。
なお、自己株式の取得は、令和3年に、大問で出題されていますので、しばらくはお休みで
はないかいと思います。
③ 機関総論
まずは、講義中に書いていった権限分配の図の意味を、もう一度、よく理解するとともに、
基礎から学べる会社法p113以下及びp148以下で、文章で確認しておいてください。
講義の中でもお話したように、
会社法の機関構造は、各機関の権限のバランスを考えて、ひとつのシステムとして設計され
ていますので、ひとつの有機体として理解してみてください。
その際、会社法の機関構造と憲法の統治機構と比較しながら、学習していくとよりよく理解
することができるはずです。
会社法の機関構造と憲法の統治機構との比較の視点
次に、基礎から学べる会社法p115以下、パワーポイント(機関⑥)で、①公開会社・非公
開会社、②大会社・大会社以外の視点から、選択することができる機関設計をざっくりと
アタマに入れておいてください。
特に、大会社かつ公開会社の場合、3つのタイプしか選択することができませんので、この
3つのタイプの機関構造は、よく理解しておいてください。
詳細については、各機関のところで見ていきます。
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