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1 フォロー講義
講義の中でもお話しましたが、行政法は、択一式・多肢選択式・記述式を通じて、定義
に関する問題が、数多く出題されています。
例えば、記述式だと、
平成28年度 秩序罰
平成27年度 原処分主義、
平成26年度 公の施設、
平成24年度 形式的当事者訴訟
平成23年度 即時強制
平成22年度 事情判決
に関する問題が出題されています。
このように、行政法は、他の科目に比べて定義を問う問題が多いので、行政法で
高得点を取るためには、きちんと定義を「アタマ」の中に定着化(記憶)させる
ことが大前提となります。
①定義→②分類→③グルーピング
択一式とは異なり、40字で書かせる記述式の問題では、最終的には、きちんと定義
が書けることが求められています。
受講生の皆さんは、
総整理ノートや櫻井・橋本「行政法」で、行政法の重要な制度の定義について、記憶
の作業を、なるべく早めに行ってみてください。
もっとも、定義を、一言一句正確に記憶することは無理ですので、必ず、いくつかの
キーワードに分解しながら、自分なりに記憶の工夫をしてみてください。
定義のキーワード化
定義問題は、記述式だけではなく、択一式や多肢選択式でも出題されていますので、
定義のキーワード化は、行政法で高得点を取っていくための「ツボ」ではないかと思
います。
2 復習のポイント
① 行政契約
まずは、行政法p120で、法律による行政の原理から、行政契約という作用を理解し
てみてください。
行政契約については、 公害防止協定に関する最新判例が出ているので、要注意テ
ーマであると話していましたが、その予想通りに出題されています。
行政法は、試験委員が最新判例に刺激を受けて、問題を作ってくる科目ですので、
最新判例が出ているテーマは要注意です。
講義中に、お話している予想判例については、多肢選択式対策として、もう一度、
総整理ノートの該当箇所を確認しておいてください。
次に、パワーポイント(第9章行政契約⑤)で、水道法シリーズについて、水道法
に関連する知識を整理しておいてください。
水道法シリーズ
本試験では、水道法シリーズについては、令和元年、平成28年に大問で出題され
ていますので、土地収用法シリーズとともに、要注意です。
このように、行政書士試験では、試験委員の大好きなテーマが、何度も繰り返し出
題されていますので、講義中にお話したパターンを、アタマに入れておいてください。
総整理ノートは、
各行政作用について、①意義、②種類、③法的統制、④司法的統制の項目で統一
して書いていますので、事前→事後のフレームワークを使いながら、知識の整理を
行ってみてください。
事前→事後のフレームワーク
講義中にもお話したように、本試験でも、この行政作用については、事前→事後の
フレームワークに沿って、問題が出題されています。
② 行政指導(1)
まずは、総整理ノートで、①法的統制、②司法的統制の「視点」から行政指導を整理
する際のフレームワークを「アタマ」の中に作ってみてください。
事前→事後のフレームワーク
行政指導は、取消訴訟の訴訟要件である「処分性」と関連しますので、「行政法」p138
とp269をリンクさせておいてください。
知識と知識の「つながり」
行政法総論と行政事件訴訟法・国家賠償法は、知識がリンクしますので、事前→事後
のフレームワークを使って、知識と知識のつながりを意識してみてください。
フレームワーク思考!
次に、行政法p136以下で、行政手続法の行政指導の条文について、知識を整理して
おいてください。
行政法は、
条文エリアからの出題と、判例エリアからの出題がありますので、各エリアごとに、何を、
どのように学習すれば本試験で高得点が取れるのかを明確にしておいてください。
条文エリアと判例エリア
最後に、パワーポイント(第10章行政指導②③④)で、行政指導の中止の求めと処分等
の求めについて、非申請型義務付け訴訟と関連させながら、規制権限不行使パターン
として、知識を整理しておいてください。
規制権限不行使パターン
令和元年度と令和4年の記述式のテーマです。
昨年、記述式ズバリ的中でしたね!
続いて、行政指導パターン
令和3年度の記述式のテーマですね。
行政法も、
過去問で頻出しているテーマについては、①グルーピング→②抽象化→③構造化して
おくと、記述式でも役立ちますね。
知識の抽象化=パターン化
③ 行政指導(2)
まずは、行政法p135、総整理ノートp56で、最新判例のロジックをよく理解しておいてくだ
さい。
次に、行政法p138、総整理ノートp52で、品川マンション事件の判例のロジックを、原則
→例外の視点から、アタマの中に入れておいてください。
原則→例外という視点は、判例のロジックを理解するときだけでなく、条文の構造を理解
するときも、重要になってきます。
この原則→例外の視点は、
誤り肢を作るときに、よく使われるので、要注意ですね。
最後に、行政法p140、総整理ノートp53、55で、2つの武蔵野マンション事件について、
判例のロジックをよく理解しておいてください。
≪行政法☆重要判例分析講義≫
行政法は、行政書士試験において、300点中112点を占める最も配点の高い科目であり、
そのうち、判例知識を問う問題の比率も高くなっています。
最近の行政法の判例問題は、択一式・多肢選択式・記述式を問わず、単に判例の結論
を知っているだけでは解答することができない問題が増えています。
そこで、本講座では、
行政法の重要判例について、『判例フォーカス行政法』を活用し、判例の理由付けやロ
ジックまできちんと押さえることで、行政法判例の『理解』を目指すと同時に、セレクト過
去問集も使いながら、判例の問われ方についても分析して、本試験で得点することが
できる得点力を養成していきます。
なお、本講座は、2021年収録版です。
講師:山田斉明
時間:9時間
配信開始:4月29日~
≪使用教材 ≫
・村上裕章・下井康史『判例フォーカス行政法』(三省堂)(各自購入)
・セレクト過去問集(無料配布)
・パワーポイントスライド集(無料配布)
・六法(各自持参)
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