【復習ブログ】2022☆基本書フレームワーク講座 商法第4・5・6回(制度と制度の比較の視点) | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義

 

会社法は、民法と異なりイメージしずらい科目ですが、実際は、「会社法」

ではなく、「株式会社」(経営)というものがイメージできないのではない

かと思います。 

 

講義の中でお話ししたように、会社法では、株式会社は、①公開・非公開、

②大会社・大会社以外のマトリクスで計4つに分類されます。 

 

このうち、日本で圧倒的に数が多いのは、非公開会社(譲渡制限会社)会社、

かつ、大会社以外の会社≒中小企業です。 

 

行政書士にとっての対象顧客には、大きく、BtoBと、BtoCがあります。 

 

BtoCは、競合も多く、集客も難しいため、通常、バリバリ派の方は、BtoB

で開業される方が多いのではないかいと思います。 

 

BtoBで開業する場合、顧客は、中小企業が中心になります。 

 

中小企業の場合、ヒト・モノ・カネのすべての面で、大企業とは異なる様々

な問題点を抱えています。

 

中小企業の抱えている問題点とは何のか? 

そのような問題点がどうして発生するのか? 

その問題点に対してどのような解決策があるのか? 

 

行政書士にとっては、自分の「強み」を発揮したり、構築することのできる

大きな「ヒント」が眠っていかもしれません。 

 

解決策=コンサルティングです。 

 

既存のアプローチではなく、「視点」を変えた新しいアプローチが、これか

らの士業には必要になってくるのではないかと思っています。 

 

付加価値の創造=差別化 

 

合格後、開業予定の方は、今のうちから、中小企業の抱える問題点について、

コンサルティングという「視点」から考えてみるのもいいかもしれません・・・ 

 

その際に、ひとつのヒントになるのが、中小企業白書です。 

 

『中小企業白書2022』

    ↓ 

https://bit.ly/2P2BNJt

 

2 復習のポイント 

 

① 設立(2) 

 

まずは、基礎から学べる会社法p35以下、総整理ノートp9以下で、変態

設立事項について、それぞれの意味と内容をもう一度確認しておいてください。 

 

現物出資と財産引受の大きな違いは何なのか? 

 

知識を整理するときは、細かい「葉」の知識のままで整理するのではなく、

目次や標題(タイトル)を使って、常に「森」の視点から整理していくと、

汎用性が高い知識になっていきます。 

 

森から木、木から枝、枝から葉へ☆ 

 

商法だけでなく、全科目、この方法で学習していくと、時間のない社会人

の方でも、短期間で効率的に学習を進めていくことができると思います。 

 

次に、基礎から学べる会社法p49、総整理ノートp21以下、パワーポイント

(設立⑤)で、設立無効の訴えについて、要件と効果の視点から、知識を

整理しておいてください。 

 

会社の組織に関する訴えについては、最終的には、総整理ノートp22の図表

で、知識を整理しておいてください。 

 

また、基礎から学べる会社法p52、総整理ノートp19以下で、発起人等の

責任について、大きく3つに分けて、知識を整理しておいてください。 

 

知識を整理するときには、いきなり細かい知識をアタマに入れるのではなく、

まずは、大きな項目を意識しながら、アタマの中にフレームワークを作って

いくことが重要です。 

 

森から木、木から枝、枝から葉へ 

 

発起人等が負う損害賠償責任については、①会社に対する責任と、②第三

者に対する責任があります。 

 

この点は、役員等が負う責任と共通していますので、次回以降学習する役

員等の責任とリンクしながら、知識を整理してみてください。 

 

会社法の学習をする際には、

 

制度と制度をヨコに比較すると、効率的に学習することができるテーマが

数多くあります。 

 

重要なテーマについては、総整理ノートに図表を入れてありますので、比

較の「視点」から、知識を整理してみてください。 

 

② 株式(1) 

 

まずは、基礎から学べる会社法p55以下、総整理ノートp24以下、パワー

ポイント(株式①)で、株主の権利について、全体構造を掴みながら、

きちんと類型化できるようにしておいてください。 

 

行政書士試験の過去問を分析してみると、 

 

①株式買取請求権(平成19年度) 

②株主等の閲覧権(平成20年度) 

③株主の行使しうる権利(平成22年度、24年度、令和

元年)など、 

 

株主の権利についての問題が頻出していることがよくわかります。 

 

法律の勉強は、会社法に限らず、制度と制度をクロスリファレンスしなが

ら、立体的に学習していくことが大切です。 

 

次に、基礎から学べる会社法p57、総整理ノート26以下で、株主平等の原

則について、基本的な事項を整理しておいてください。 

 

③ 株式(2) 

 

まずは、基礎から学べる会社法p59、総整理ノートp28以下で、株式の内容

と種類について、どのような内容の株式があるのか、項目をきちんとアタマ

に入れておいてください。 

 

講義中にご紹介した、トヨタ自動車のAA種類株式のように、種類株式の発

行については、会社側の資金調達・株主政策と株主側の投資目的に応じた

多様なニーズが見えてこないと、内容については、理解しずらい分野では

ないかと思います。 

 

 

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