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1 フォロー講義
合格スタンダード講座の民法も、残り少なくなってきましたが、復習の方は順調に進んで
いるでしょうか。
講義の中でもお話しているように、講義を1回聞いただけで、民法の知識が定着するこ
とは、まずないと思いますので、今後の復習が大切になってきます。
その際、過去問をどのように活用するのかが重要になってきますので、参考として、4年
前の夏に実施しました、司法書士試験講師の松本先生との毎夏恒例の対談の動画がア
ップしておきます。
今回のお題は、
「過去問を活用した過去問を繰り返し解かなくても問題が解ける
ようになる方法」です。
行政書士試験でも司法書士試験でも、最も重要な問題は「過去問」です。
しかし、過去問を単に何回も繰り返す勉強をしても、合格点が取れない受験生の方が
多いのも事実です。
そこで、この対談では、
「過去問を繰り返し解かなくても合格点が取れるようになる」という共通する発想を持
った合格コーチと司法書士試験の松本講師が、具体的な方法論を対談形式で語って
いますので、是非、ご視聴ください!
キーワードは、 具体と抽象の往復運動です!
4月7日からは、 パーフェクト過去問集を使った、パーフェクト過去問徹底攻略講座の
配信が始まります。
過去問を何回も繰り返し解かなくても、合格点が取れる!過去問の効率的な活用法
について、伝授していきますので、過去問学習の参考にしてみてください!
≪パーフェクト過去問徹底攻略講座の3つの特徴≫
①過去問の使い方を「徹底」マスター
②過去問の出題パターンを「徹底」マスター
③問題の解き方や着眼点を「徹底」マスター
パーフェクト過去問徹底攻略講座の詳細
2 復習のポイント
① 契約不適合責任 UNIT71~73
まずは、テキストp350以下で、契約不適合責任の全体構造を、もう一度、アタマの中
に入れておいてください。
やはり、民法は、葉っぱの知識をたくさん集めるよりも、森の視点から、全体構造を
掴むのが大切です。
森から木、木から枝、枝から葉へ
第二に、テキストp350で、契約不適合責任の制度趣旨について、よく理解しておい
てください。
制度趣旨からの理解
第三に、テキストp350以下で、目的物の種類・品質・数量に契約不適合がある場合
の買主の権利について、売主と買主の帰責事由のあり・なしに注意しながら、知識を
集約しておいてください。
最終的には、p357の図表がパッと出てくるかです!
売主(債務者)の帰責事由の有無と、買主(債権者)の帰責事由の有無を、きちんと
整理して記憶しておかないと、アタマが混乱して、問題が解けなくなる恐れがあるの
で、要注意です。
目的物の種類・品質・数量は、ひとつのグループですが、種類・品質と数量とにグル
ーピングすることができる場合に要注意です。
第四に、テキストp355以下で、権利に関する契約不適合がある場合の買主の権利
について、知識を集約しておいてください。
権利に関する契約不適合責任は、目的物の種類・品質・数量に契約不適合責任の
規定を準用しています。
第五に、テキストp356以下で、目的物滅失等の危険の移転について、引渡し前と引
渡し後とに分けて、知識を整理しておいてください。
今回の改正の中でも、契約不適合責任は、最も重要な部分ですので、択一式だけ
でなく、記述式対策としても、条文のキーワードが書けるようにしておきたいところです。
② 賃貸借契約 UNIT74~76
まずは、テキストp358以下で、賃貸借契約について、賃貸人の義務と賃借人の義務
に分けて、条文知識を整理しておいてください。
賃借人の義務として、目的物返還義務と原状回復義務が新設されています。
第二に、テキストp362の事例で、敷金について、賃貸人の地位の移転があった場合
と賃借人の地位の移転があった場合に区別して、事案処理が出来るように、前提知
識を整理しておいてください。
民法は、各テーマごとに、出題パターンが決まっていますから、この出題パターンを、
処理マニュアルごと、集約→記憶してしまうのが、最も効率的な勉強法です。
出題パターンと処理(解法)パターンの集約→記憶
受講生の皆さんは、 各テーマごとに、この問題を解くための公式でもある、出題パタ
ーンを、これからの復習の段階で、なるべく早く自分のものにしていってください!
第三に、テキストp365の事例で、適法な譲渡・転貸において、賃貸借契約が債務不
履行解除、合意解除された場合の法律関係について、知識を整理しておいてください。
行政書士試験では、
このテーマが賃貸借契約の中で、もっとも出題されているテーマではないかと思います。
記述式対策としては、 まずは、択一式で頻出している出題のツボを抽出して、処理
手順まで含めて、パターン化していくと効果的です。
択一式で頻出テーマのパターン化
また、テキストp368の事例で、無断譲渡・転貸について、原則→例外の視点から知識
を整理しておいてください。
第六に、テキストp369の事例で、賃貸借契約における不法占拠者排除パターンについ
て、記述式の出題の視点から知識を整理しておいてください。
不法占拠者排除パターン
この不法占拠者排除パターンは、この他、色々な場面で使うことができる、汎用性の
ある応用可能なパターンです。
令和4年に記述式で直球で出題されましたので、このパターンをきちんと記憶していた
方は、バッチリ出来たのではないかと思います。
第七に、テキストp370の事例で、賃貸人の地位の移転について、賃借人が対抗要件
を備えている場合と備えていない場合に分けて、知識を整理しておいてください。
③ 使用貸借契約・消費貸借契約 UNIT77
まずは、テキストp372で、使用貸借契約の契約類型について、よく理解しておいてくだ
さい。
今回の改正で、今までは、要物契約だったものが、諾成契約になっていますが、諾成
契約になったことで、贈与と同じ規律になったところがありますので、p367の図表は要
注意です。
第二に、テキストp375で、消費貸借契約の契約類型について、要物契約としての消費
貸借契約に加えて、諾成契約としての消費貸借契約が新設されたことを、もう一度、
確認しておいてください。
④ 役務提供契約 UNIT78・79
まずは、テキストp379以下で、請負人の義務と注文者の義務について、知識を整理し
ておいてください。
改正前の請負契約の瑕疵担保責任は、改正で、ほとんどの規定が削除され、売買契
約の契約不適合責任の準用という形になりましたので、請負は出題するところがかな
り少なくなると思います。
第二に、テキストp381以下で、完成した目的物の所有権の帰属について、二当事者
間の場合の判例のロジックを理解しておいてください。
また、テキストp382の判例で、三当事者間の場合についても、判例のロジックをよく
理解しておいてください。
第三に、テキストp383以下で、受任者の義務と委任者の義務について、知識を整理
しておいてください。
委任については、
報酬の支払時期と中途終了の場合の報酬について、履行割合型の委任と成果完成
型の委任に分けて、知識を整理しておいてください。
今回の改正事項です。
第四に、テキストp388で、寄託契約の契約類型について、よく理解しておいてください。
今回の改正で、今までは、要物契約だったものが、諾成契約になっていますが、諾成
契約になったことで、贈与と同じ規律になったところがありますので、要注意です。
⑤ 事務管理
まずは、テキストp392の図解で、事務管理が、契約以外の債権発生原因のひとつで
あることを、もう一度、確認しておいてください。
債権の発生原因を、4つ、言ってください!
こういう基本的なところは、考えないで、パッと出てくるかです。
第二に、テキストp393の図表で、事務管理の管理者の義務と本人の義務について、
条文を確認しながら、委任契約との比較の視点から知識を整理しておいてください。
委任と事務管理の比較の視点!
委任と事務管理の比較の問題は、行政書士試験を始め、他資格試験でもよく出題さ
れている典型的な図表問題ですので、テキストp394の図表は、きちんとアタマの中に
入れておいてください。
典型的な図表問題ですね!
こういう図表問題は、事前準備が可能な典型的パターン問題ですので、本試験で出
題されたら、落とさないようにしたいところです。
民法は、まずは、こういう典型的パターン問題を発見して、それらの知識をまとめた
図表をきちんと記憶しておくことが重要です。
実は、こういう基本的なところで大きな差が付いています!
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