【勉強法】過去問の効果的な使い方~出題の「ツボ」を抽出するためのツール~ | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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8月13日の配信をもって、パーフェクト過去問徹底攻略講座全18回(54時間)の配信が完了しました。

 

講義が溜まっている方は、なるべく早く視聴してみてください! 

 

 

講義の中でもお話したように、 

 

資格試験の勉強は、ひと通り、知識をインプットして「理解」した後は、やるべきことは、大きく3つのフ

ェーズに分かれます。 

 

第①フェーズ: 

過去問等から出題の「ツボ」を「抽出」するフェーズ 

 

第②フェーズ: 

過去問等から抽出した出題の「ツボ」が使えるか「検証」するフェーズ 

 

第③フェーズ: 

過去問等から抽出した出題の「ツボ」を「記憶」するフェーズ 

 

出題の「ツボ」(ポイント)の抽出とは、 

 

①どのようなテーマから 

②どのような条文と判例が 

③どのような視点から出題されているのかを、 

過去問等から分析することをいいます。 

 

出題の「ツボ」は、 過去問等で何回も繰り返し出題されている重要ポイントですから、この出題の「ツ

ボ」をきちんと掴めているかどうかは、合格点を取るうえでも、かなり重要になってきます。 

 

過去問は、 

 

資格試験の勉強において、出題のツボ(出題パターンと解法パターン)を.抽出するために必要不可欠

なツールですから、このツールをいかに効果的に使っていくが、合否に大きな影響を与えていきます。 

 

このように、出題の「ツボ」を抽出しておくことで、学習すべきところと記憶すべきところの「選択」と「集

中」を図ることができます。 

 

つまり、直前期は、 

 

本試験に出題されそうなところと出題されそうもないところを区別し、出題されそうなところは、問題の

問われ方(出題パターン)や問題の処理手順(解法パターン)まで把握していくことで、合格可能性を

より高めていく訳です。 

 

合格者曰く、 

 

講義の中でお話している出題の「ツボ」が掴めていれば、過去問を何回も繰り返し解かなくても、本試

験で、合格点が取れるのかもしれませんね。 

 

 

この意味で、資格試験の勉強で最も大切なのは、第①フェーズで、過去問等から出題の「ツボ」を抽出

して、記憶対象を明確にしていくことではないかと思います。 

 

出題の「ツボ」の抽出→記憶対象の明確化

 

 

この点、前田氏の「メモの魔力」が出版されて以来、ファクト(具体)→抽象化→転用というフレーム

ークを、資格試験の勉強の中でも、転用して使っている方が多くなっているようです。 

 

ファクト(具体)

 ↓ 

抽象化

 ↓ 

転用 

 

この「抽象化」=出題の「ツボ」の「抽出」とは、 

 

膨大な量の情報を記憶しやすいようにパターン化する思考法ですので、資格試験の勉強で使うと、

大きな威力を発揮します。 

 

このファクト(具体)→抽象化→転用という帰納法のフレームワークを、資格試験用にアレンジしたの

が、①グルーピング→②抽象化→③構造化という、知識の使える化フレームワーク」です。 

 

 

この知識の抽象化(具体→抽象)の意味がわかってくると、過去問の使い方も大きく変わってくるでは

ないかと思います。 

 

つまり、過去問は、1問1問、ただ何回も繰り返し「解く」ためのツールではなく、条文と判例の出題の

「ツボ」を「抽出」(パターン化)するためのサンプルデータとして使っていく使い方です。 

 

①グルーピング  

→ サンプルデータを集める! 

 

②抽象化    

→ 共通項を抽出する! 

 

③構造化    

→ 図解化、図表化、体系化する! 

 

このように、過去問を、条文と判例の出題の「ツボ」を「抽出」するためのサンプルデータとして使って

いくと、何回も繰り返し「解く」必要がなくなるため、資格試験に短時間でも受かりやすくなるという訳

です。 

 

①ファクト(具体)※過去問

 ↓ 

②抽象化

 ↓ 

③転用 

 

前田氏の「メモの魔力」を読めばわかるように、ファクト(具体例)を何度も繰り返しても、あまり意味は

なく、ファクト(具体例)で重要なのは、出題の「ツボ」を抽出することができるだけの量のサンプル数

です。 

 

この点、行政書士試験では、 

 

過去問のストックが少なく、サンプルデータが不足している科目・分野が数多くあるため、このままで

は、知識の穴が出てきてしまうとともに、条文と判例の出題の「ツボ」を「抽出」(パターン化)すること

が出来ないため、どの条文と判例が重要なのかもよくわからないのが現状です。 

 

昨年の民法は、 

 

行政書士試験の過去問だけでは、9問中2問程度しか得点できなかったため、合格点を取るために

は、知識を穴を埋めていく必要があります。 

 

各テーマごとに、条文と判例の出題の「ツボ」を「抽出」(パターン化)するためには、同じテーマの問

題が、最低でも、2~3問程度は必要になってきます。 

 

そこで、パーフェクト過去問徹底攻略講座では、 

 

特に、過去問のストックが少ない民法については、行政書士試験の過去問に加えて、司法書士試験、

司法試験、予備試験の過去問も掲載してあるパーフェクト過去問集と総整理ノートを使って、アウトプ

ット→インプットの視点から、条文と判例の出題の「ツボ」の「抽出」(パターン化)を図っていきました。 

 

過去問を、 

出題の「ツボ」を「抽出」するためのサンプルデータとして使う! 

 

まさに、これが、出題の「ツボ」を「抽出」(パターン化)するという視点から見た過去問の効率的な使

い方です。 

 

受講生の皆さんは、 

 

過去問を1問1問、ただ何回も繰り返し「解く」勉強ではなく、短時間でも合格が可能となる出題の「ツ

ボ」を「抽出」(パターン化)していく効率的な勉強をしてほしいと思います。 

 

そして、講義の中で抽出していった出題の「ツボ」については、必ず、記憶用ツールである総整理ノー

トに、知識を集約化して、今後は、第②フェーズ→第③フェーズへと進んでみてください。 

 

 

第②フェーズ: 

過去問等から抽出した出題の「ツボ」が使えるか「検証」するフェーズ 

 

第③フェーズ: 

過去問等から抽出した出題の「ツボ」を「記憶」するフェーズ 

 

 

「記憶」で重要なのは、 

覚える(記銘)と同時に、思い出す(検索)ことです。 

 

本試験の現場で、きちんと思い出すことができない知識は、知識としては全く使えない知識になって

しまいます。 

 

そこで、今後は、 

 

問題文のテーマ→キーワードから、この問題を解くために必要な条文と判例の出題の「ツボ」を、きち

んと思い出せるかどうかのトレーニングも、是非、進めてみてください! 

 

キーワード「検索」トレーニングですね。 

 

①テーマ

  ↓

②キーワード

  ↓

③前提知識(条文・判例・図表)

 

 

そのためのツールが、

このブログで連載している、つぶやき確認テストです。 

 

資格試験の勉強は、 

最後は、精度の高い「記憶」の勝負になります。 

 

受講生の皆さんは、

 

検索トレーニング用のツールである、つぶやき確認テストも活用しながら、是非、記憶から逆算した

効果的な学習を行ってみてください! 

 

 

9月3日からは、 民・行☆解法ナビゲーション答練の配信が始まります。 

 

民・行☆解法ナビゲーション答練の詳細

 

民・行☆解法ナビゲーション答練では、民法・行政法各200肢ずつ、今年の本試験で出題が予想

される重要問題を出題していきます。 

 

本試験では、

 

条文及び判例に照らして、つまり、条文及び判例を思い出して、解答していくわけですから、問題

文のキーワードから、その問題を解くために必要な条文と判例の出題の「ツボ」が、瞬時に、かつ、

正確に思い出せるかどうかで合否がほぼ決まってしまいます。

 

 

受講生の皆さんは、 

 

問題文の「キーワード」から、その問題を解くために必要な条文・判例の出題の「ツボ」を、瞬時に、

かつ、正確に思い出せるかどうかの最終確認を行ってほしいと思います。 

 

民・行☆解法ナビゲーション答練  

=思い出しの最終確認!

 

 

勉強の中心も、

知識の使える化フェーズから、いよいよ、問題の解ける化フェーズへ

突入ですね!

 

 

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