【復習ブログ】2021☆基本書フレームワーク講座 憲法19・20・21回(一般知識とのつながり) | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義 

 

講義の中でもお話していますが、憲法と一般知識の政治・経済・社会は、密接につながっています。 

 

一般知識(政治・経済・社会)で出題される、 近代政治思想史、議院内閣制(各国の政治体制)、選挙

制度、政党、社会保障、国の財政、地方の財政、行政改革、地方自治などは、本来、憲法で学習する

テーマです。 

 

このことに気づいている受験生は、あまりいないようですが・・・ 

 

おそらく、一般知識(政治・経済・社会)が苦手な方の多くは、憲法も苦手な方が多く、結局は、憲法の

勉強をきちんとやっていない方が多いのではないかと思います。 

 

実は、憲法の勉強を、歴史を含めてきちんとやっておけば、一般知識(政治・経済・社会)の勉強は、

ほとんどやる必要がないくらいです。 

 

憲法学読本には、 

 

憲法の歴史部分も含めて、一般知識(政治・経済・社会)で学習する内容が、きちんと書かれています

し、文章理解における「読む」力を身につけるためにも、最適のツールです。 

 

受講生の皆さんは、 是非とも、憲法の学習の段階で、一般知識(政治・経済・社会)の「フレームワー

ク」を、掴んでおいてほしいと思います。 

 

あとが楽になりますから・・・ 

 

2 復習のポイント 

 

① 人身の自由 

 

まずは、憲法学読本p206以下、パワーポイント(第10章刑事手続き上の権利)で、憲法31条の保護

範囲について、よく理解しておいてください。 

 

次に、憲法学読本p207、総整理ノートp145で、成田新法事件の判例のロジックをよく理解しておいて

ください。 

 

最後に、総整理ノートp148で、GPS捜査事件の判例のロジックをよく理解しておいてください。 

 

憲法は、

 

多肢選択式等で、最新判例が出題されることが多いので、GPS捜査事件は、要注意です。 

 

② 参政権・国務請求権 

 

まずは、憲法学読本p216以下で、選挙の基本原則などについて、一般知識の「視点」から知識を整理

しておいてください。 

 

この選挙の基本原則は、平成30年の本試験で直球で出題されましたね。 

 

平等選挙に関連して、一票の重みの格差が判例でも問題になっており、かつ、過去問にも頻出してい

ます。 

 

そこで、パワーポイント(第11章参政権・国務請求権①)の判例のフレームワークを参考にしながら、

総整理ノートp54以下の判例のロジックをよく理解しておいてください。 

 

議員定数不均衡の一連の判例は、 

 

判例のフレームワークがわからないと、問題が解きにくいと思いますので、パワーポイント(第11章参

政権・国務請求権①)のフレームワークを、きちんとアタマの中に入れてみてください。 

 

フレームワーク思考! 

 

次に、憲法学読本p221、総整理ノートp102で、戸別訪問事件の判例のロジックを、猿払事件の判例

と関連させながら、理解しておいてください。 

 

平成17年度の本試験で、

 

伊藤正己裁判官の補足意見をベースにした問題が出題されていますが、やはり、この点についても、

憲法学読本p221に記載があります。 

 

このように、他の科目に比べて、試験委員の関心テーマからの出題が多い憲法において、憲法学

読本は、出題予想の視点からも、かなり使えるツールであることがわかると思います。 

 

憲法学読本=出題予想ツール

 

③ 社会権 

 

まずは、憲法学読本p229、総整理ノートp128で、生存権の法的性格について知識を整理しておいて

ください。 

 

次に、総整理ノートp129以下で、権力分立の視点に注意しながら、生存権に関する判例を、もう一度、

読み込んでみてください。

 

~お知らせ~

 

いよいよ、憲法☆重要判例分析講義の配信が始まります。 

 

皆さんもご存知のように、 最近の行政書士試験の憲法は、判例の結論だけでなく、その判旨に踏み込

む理論的な問題が出題されています。 

 

どの条文の、何が問題になっているのか、それに対して裁判所は、どのような理由をもって結論を出した

のか。 同じテーマの複数の判例をグルーピングしたり、比較することで、判例の共通項がみえてくるは

ずです。

 

そこで、本講座では、『憲法判例50!(START UPシリーズ)第2版』を活用し、基本的な分析手法に則

り、本試験で得点することができる憲法判例の『理解』を目指していきます。 

 

なお、今回の講義で取り扱う判例は、

 

憲法判例50!(START UPシリーズ)に掲載されている50の判例プラス20判例を予定しております。 

 

昨年の憲法は、 

 

過去問既出の判例の知識だけで得点することができた問題が1問もありませんでしたので、憲法の得

点率は、例年に比べて、かなり低くなってしまいました。 

 

そこで、憲法☆重要判例分析講座の中で使用するセレクト過去問集には、スタートアップ判例50に掲載

されている判例+αごとに、行政書士試験の過去問の他に、司法書士試験、司法試験、予備試験の過

去問の選択肢をグルーピングして入れてあります。 

 

行政書士試験の過去問

     +

司法書士試験・司法試験・予備試験の過去問

 

≪セレクト過去問集(見本)≫

 

こうすることで、行政書士試験の過去問では未出題の判例もカバーできますので、是非、このセレクト

過去問集も、上手に活用してほしいと思います。 

 

なお、テーマ11の国旗国歌斉唱命令拒否事件は、行政書士試験の過去問では未出題判例です。

 

≪憲法☆重要判例分析講義≫ 

 

講師:山田斉明 

時間:9時間 

配信開始:6月4日 

 

≪使用教材≫ 

 

・『憲法判例50!(START UPシリーズ)第2版』(有斐閣)(各自購入)

・パワーポイントスライド集(無料配布)

・セレクト過去問集(無料配布) 

・六法(各自持参)

 

憲法☆重要判例分析講義の詳細 

 

 

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