【復習ブログ】2021☆合格スタンダード講座 民法 UNIT11~20(制度趣旨の「理解」) | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義 

 

合格スタンダードテキストは、

 

基本的には、①事例、②意義、③趣旨、④要件、⑤効果というフレームワークで、テキストを執筆して

います。

 

昨年の本試験では、民法択一式の9問中5問が、記述式の2問中1問が判例の知識を問う問題でし

たので、民法の本試験対策の中でも、判例対策が、重要になってきます。 

 

判例問題対策 

 

したがって、スタンダードテストにも、本試験で出題が予想されるかなり多くの判例を入れてあります

ので、条文の要件・効果とセットにしながら、判例を理解しておいてほしいと思います。

 

さて、講義の中でもお話しているように、民法を基本からきちんと「理解」するためには、各制度の制

度趣旨を「理解」していくことが大切です。 

 

制度趣旨の「理解」

 

復習をするときには、静的安全と動的安全の調和の視点から、各制度の趣旨を理解してみてくだい。 

 

静的安全の保護と動的安全の保護の視点 

 

記憶をするときも、静的安全の保護の制度はこれこれ、動的安全の保護の制度はこれこれというよ

うに、静的安全と動的安全のフレームワークを使っていくと、知識が使える知識として、集約されると

思います。 

 

フレームワーク思考! 

 

法律の勉強をするときに、使える思考法ではないかと思います。 

 

2 フォロー講義 

 

① 代理 UNIT11~15 

 

まずは、テキストp50の事例で、代理で本人に効果が帰属するための3つの要件について、知識を整

理してみてください。

 

この点が、代理を学習する際の基本となってきますので、基本的なテーマの要件については、何も

考えずに、パッと出てきてほしいところです。 

 

やはり、記憶しておくべきところは、なるべく早めに記憶の作業を行うことが、資格試験に短期間で受

かるために「ツボ」かもしれません。 

 

記憶すべきところは、早めの記憶を!

 

記憶は、基本的に、テキストを見る回数ではないかと思いますので、テキストに載っている図解を活用

しながら、繰り返しを心がけてみてください。 

 

第二に、テキストp54で、復代理について、要件→効果の視点から知識を整理しておいてください。 

 

このテーマは、任意代理と法定代理に分けて知識を整理していく必要があります。 

 

第三に、テキストp56で、自己契約・双方代理・利益相反行為の効果について、原則→例外の視点か

ら、知識を整理しておいてください。 

 

フレームワーク思考! 

 

民法は、要件→効果、原則→例外というフレームワークで知識を整理していく場面が多いと思います。

 

第四に、テキストp58の事例で、代理権の濫用について、条文の要件・効果をアタマに入れておいて

ください。 

 

第五に、テキストp60以下で、無権代理の場合、本人が採りうる手段2つと相手方が採りうる手段4つ

の項目が出てくるうように、記憶の作業を行ってみてください。 

 

その上で、各手段について、要件と効果を記憶しておく必要があります。 

 

資格試験の勉強では、やはり、最低限記憶しておかないと問題が解けない前提知識というものがあ

りますので、そういう知識はなるべく早く記憶しておくことが重要です。 

 

本人が採りうる手段=静的安全の保護 

相手方が採りうる手段=動的安全の保護 

 

民法総則では、このように静的安全と動的安全の保護の視点から記憶しておくと、記憶しやすいとこ

ろが多くありますので、是非、このフレームワークを有効に活用してみてください。 

 

また、テキストp59の事例において、平成25年度の記述式の問題を検討していきましたので、記述式

で得点するためには、何をする必要があるのかをもう一度確認しておいてください。 

 

この平成25年型の記述式の問題が、今年あたり出題されてもいいかもしれませんので、本試験の

現場で混乱しないように、出題意図をきちんと理解しておいてください。 

 

第六に、テキストp62以下で、無権代理と相続について、出題パターンを意識しながら、各ケースの判

例の結論をきちんと理解しておいてください。 

 

典型的パターン問題 

 

このテーマは、事例をきちんと図解して、どのケースの事例なのかをきちんと事案分析できれば得点

することができる典型的なパターン問題です。 

 

この無権代理と相続という典型的なパターン問題は、どの類型になるのかを、過去問の選択肢のキ

ーワードに着目しながら、よく確認しておいてください。 

 

民法の問題は、

 

事例の形式で出題されるものが多いですので、やはり、図解して事案分析をする力が必要になって

きます。 

 

初学者の方は、 講義中に書いていく図解を参考にしながら、早いうちに、自分なりの図解化ができ

ようにしてみてください。 

 

このような典型的なパターン問題は、事前に準備することが可能ですので、是非、出題パターンと解

法パターンをマスターしてほしいと思います。 

 

 

3月26日(金)からは、

 

典型的なパターン問題の出題パターンと解法パターンを、肢別ドリルと前提知識の図解を使って伝

授していく、民・行☆解法ナビゲーション講座の配信が始まります。 

 

民・行☆解法ナビゲーション講座 

 

民法は、典型的パターン問題を中心に、約50のテーマについて、出題パターンと解法パターンを伝授

していきますので、再受験生の方は、通常の講義の復習として、有効に活用してみてください。 

 

民・行☆解法ナビゲーション講座の詳細

    ↓こちらから 

https://bit.ly/2Gg4LE6

 

おそらく、この講座を受講すれば、もう過去問や肢別本の問題を何回も繰り返し解く必要はなくなる

のではないかと思います。 

 

第七に、テキストp66の図解で、表見代理がどのような制度であるのか、その制度趣旨を理解してみ

てください。 

 

制度趣旨の「理解」 

 

いつも講義の中でお話している、静的安全と動的安全の調和の視点が、だんだんと理解することが

できるようになると、民法の「本質」が見えてくるはずです。 

 

静的安全と動的安全の調和 

 

第八に、テキストp67以降の、109条・110条・112条の順に、表見代理が成立するめの要件論につい

て、重要判例の知識を整理しておいてください。 

 

テキストp67の事例は、表見代理の問題の出題のツボを掴むための問題ですから、もう一度、要件

のあてはめの視点から問題を検討してみてください。 

 

② 無効・取消し UNIT16 

 

まずは、テキストp73の図解で、無効と取消しの相違点について、何も見ないで、パッと答えが出てく

るように、記憶を作業を行ってみてください。 

 

無効原因とは? 

取消し原因とは? 

 

第二に、テキストp72の事例で、取消し後の後始末について、原則→例外の視点から、もう一度、知

識を整理しておいてください。 

 

原状回復義務は、この後、解除の後始末のところで出てきますので、その時に、無効、取消し、解除

の3つを、契約のキャンセルパターンとして、知識を集約化していきます。 

 

第三に、テキストp74で、追認について、取消しとの関係を理解しながら、もう一度、知識を整理して

おいてください。 

 

追認=取消権の放棄です。 

 

③ 時効(1) UNIT18~20 

 

まずは、テキストp81の事例で、時効の援用権者について、各人物の図解がきちんと書けるようにし

ておくと同時に、テキストp82の援用権者の図表で、○×が付くようにしておいてください。 

 

保証人や連帯保証人は図解できるとしても、物上保証人や抵当不動産の第三取得者となると、か

なり怪しくなる方もいますので、まずは、図解の練習をしておいてください。 

 

典型的なパターン問題の場合、

 

問題を解くときに、チェックしなければならない箇所が決まっていますので、是非、解法パターンまで

アタマに入れておいてほしいと思います。 

 

第二に、テキストp83の余白に書き込んだ図解で、時効の更新と時効利益の放棄の位置づけを、もう

一度、確認してみてください。 

 

民法は、各制度が組み合わさって横断的に問われてきますので、まずは、ひとつひとつのテーマを

縦割りで理解しておいてください。 

 

なお、p85の判例は、行政書士試験では未出題判例ですので要注意です。 

 

講義中に、この判例は、未出題重要判例で要注意です!と指摘した判例は、本試験で出題される

可能性が高いですので、よく理解しておいてください。 

 

第三に、テキストp86以下で、時効の完成猶予と更新について、図解を見ながら、どのような制度な

のかを、もう一度、よく理解してみてください。 

 

その上で、テキストp87の余白に書いたツリーを使って、裁判上の請求、催告、承認などの各項目が、

どこに分類することができるのか、知識を整理しておいてください。 

 

時効の完成猶予と更新は、改正部分ですが、時効の完成猶予と更新の基本がわかれば、意外と簡

単に理解することができるテーマかもしれません・・・

 

 

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