本試験では何が問われているのか? | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

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 いよいよ、2017年が本格的に始動しました。

 

皆さんは、この年末年始、どのように過ごされましたか?

 

 

さて、1月31日は、いよいよ、行政書士試験の合格発表です。

 

これから本格的に学習を始める前に、まずは、きちんと把握しておきたいところ

です。

 

本試験では何が問われているのか?

 

資格試験の勉強をするときに、最も大切な視点かもしれません。何が問われる

のかわからないで、勉強をするほど、無駄なことはないはずです。

 

その意味で、資格試験の勉強においても、何が問われているのか把握するツ

ールである過去問は、なくてはならないツールといえます。

 

行政書士試験の過去問の解説を見てみると、本試験で問われているのは、法

令科目の場合、ほとんどが、「条文」と「判例」の知識であることがわかります。

 

法律の試験ですから、当然と云えば当然ですが・・・

 

ただ、行政書士試験の過去問は、同じテーマの過去問が何問もあるテーマが

少ないので、どの「条文」や「判例」がよく問われているのかが見えないテーマ

が多くあります。

 

最近は、他資格試験の過去問まで検討するのが、受験生の間で通説化してい

るようですが、その理由は、行政書士試験の過去問では、知識の穴が多いと

いうことにあります。

 

司法試験、司法書士試験、公務員試験など、他資格試験の過去問まで分析対

象を広げてみると、そのテーマで、頻出している条文や判例、その問われ方ま

でが見えてきます。

 

他資格試験の過去問まで、きちんと解いていくと、かなりの時間がかかりますが、

同じテーマで過去問をグルーピングして、共通項を探していく作業であれば、自

分でやっても、それほど時間はかからないのではないかと思います。

 

といっても、各科目何百問もの過去問を検討していかなければなりませんので、

時間のない社会人の方には、少し難しいのかもしれません。

 

そこで、講義では、こういう他資格試験まで含めて頻出している出題の「ツボ」を、

他資格試験の過去問も掲載されたパーフェクト過去問集を使って、伝授していき

ます。

 

受講生の皆さんは、お楽しみに!

 

このように、他資格試験の過去問まで含めて、各テーマの共通項を抽出してい

けば、頻出している条文や判例、その問われ方まで把握することができます。

 

もっとも、頻出している条文や判例をそのまま記憶するのは、やはり難しいです

から、その条文の制度趣旨や、判例のロジックや内容を、テキストを使って理解

していく必要があります。

 

ここ数年の本試験問題と受験生の出口調査の平均点の相関関係をみてみると、

やはり、判例問題の出題が多く、判例の内容まできちんと理解していないと得点

できないような問題が多く出題されると、受験生の平均点は低くなっています。

 

昨年の法令科目は、条文問題と判例問題が同じくらいの割合で出題されていま

す。

 

昨年、憲法が大幅に難化し、行政法も難化しているのは、やはり、判例のロジッ

クや内容まで、きちんと理解していないと得点できないような問題が多く出題さ

れたためです。

 

何ごとも、対策を立てる上で、現状分析がとても大切に

なってきます。

 

資格試験の勉強においても、どのように過去問分析をするかによって、その後

の勉強の内容やレベル、勉強のツールも変わってきてしまいますので、本試験

で、何が問われているのかを、きちんと把握することは重要になってきます。

 

憲法の判例問題対策としては、判例のロジックや内容について、詳しく書かれ

ている、以下の書籍が入門用としてお薦めです。

 

 

 

 

昨年レベルの難易度の高い憲法の判例問題が出題されても対応できるよう

に、まずは、入門レベルの本で、土台を作ってみてください。

 

ここまでが、「集約」と「理解」です。

 

最後が、「記憶」です。

 

資格試験の勉強、結局は、やはり記憶の勝負になってきますから、最後は、や

はり、「条文」と「判例」の知識がきちんと掲載されているテキストや記憶用のツ

ールを使って、記憶の作業をしていくことが必要になってきます。

 

司法試験では、昔から、短答式は、「条文」と「判例」の知識が出題されるため、

その対策本として、辰已法律研究所の「条文・判例本」や判例六法などが、受

験生の定番となっています。

 

「条文」と「判例」の知識を問う試験では、

当然、これが一番効果を発揮します。

 

ただ、司法試験の用の教材では、量が多すぎるため、リーダーズ総合研究所

では、行政書士試験用にアレンジした、記憶用ツールを使っていきます。

 

初学者の方は、リーダーズ式☆総復習ノート、再受験生の方は、リーダーズ式

☆総整理ノートを、是非、有効に活用してみてください。

 

 

民法では、択一式も記述式も、テキストに載っていない、かなりマイナーな条文

知識を聞いてきますので、条文問題対策としては、六法を日頃の学習において、

こまめに引いていくことが重要です。

 

 

市版本では、辰已法律研究所から、『これ一冊だけで合格レベル到達本』(改

定予定)が出版されていますので、「条文」と「判例」の記憶用ツールとして、是

非、ご活用ください。

 

本試験では何が問われているのか?

 

これから本格的に学習を始める前に、まずは、きちんと把握しておきたいところ

です。

 

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