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昨日より、リーダーズ式☆必勝パターンマスター講座が開講致しました。
リーダーズ式☆必勝パターンマスター講座
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.tatsumi.co.jp%2Fgyousho%2Fbanner%2F160329_hisshou_pattern_bn.jpg)
昨日の講義でもお話したように、最近の民法の記述式は、条文の要件・効果をそ
のまま書かせる問題が、択一式は、条文の要件・効果に関連する判例の知識を問
う問題がほとんどです。
ここ数年の記述式の問題
① 嫡出否認の訴えの「要件」(777条)
② 占有の性質の変更の「要件」 (185条)
③ 他人物売買のおける善意の売主の解除権の「要件」 (562条)
④ 無権代理人の責任の「要件・効果」 (117条)
⑤ 盗品等の回復請求権の「要件」 (193・194条)
⑥ 検索の抗弁権の「要件」(453条)
このように、過去問分析によって、最近の民法の出題傾向が見えてくると、、①ど
のようなツールを使って、②どのような学習をすればいいのかが明確になってくる
はずです。
最近の記述式の試験で得点出来ないのは、まずは、条文の要件・効果を、事前に
記憶していないことが大きな要因と云えます。
したがって、記述式対策としては、民法の重要な制度に関する要件・効果がきちん
と書かれている記憶用のツールを使って、早いうちから記憶の作業をしていくこと
が必要です。
なお、この要件・効果は、択一式のあてはめ問題を解くときにも、その前提知識
として必要になってきます。
といっても、ただ記憶してもすぐに忘れてしまいますから、講義中にお話ししている
ように、静的安全と動的安全の視点から記憶したり、図解をしたり、制度と制度を
比較したりしながら、記憶に残るような記憶をしてみてください!
民法の記述式は、
過去問と同じ問題は出題されませんので、記述式の過去問を何回も繰り返し解く
必要がないことは言うまでもありません。
ただ、最近の記述式は、2問中1問は、通常のテキストには掲載されていないような
マイナー条文の要件・効果を問う問題になっています。
マイナー条文対策
この部分は、合格者数の調整に使われている可能性が高いので、ほとんどの方が
得点出来ていないのが現状ですが、日頃から、六法を引いて学習をしている方は、
何となくキーワードくらいは書けているようです。
マイナー条文対策としては、合格者曰く、日頃から、六法をきちんと引く勉強が効果
的なのではないでしょうか。
民法の択一式は、
最近の本試験問題は、条文の要件・効果に関する判例の知識を問う問題がほとん
どですから、過去問未出題テーマも含めて、条文の知識に加えて、重要判例の知
識がきちんと掲載されている記憶用のツールを使って、要件・効果ごとに、重要判
例の知識をアタマに入れていく必要があります。
民法の択一式の受験生の平均点が低くなっているのは、
①過去問未出題テーマの学習が出来ていないこと、
②判例の知識がアタマの中に入っていないことが大きな要因です。
このように、民法は、記述式でも択一式でも、本試験で問われるのは、条文の要
件・効果及びそれに関連する判例ですから、知識が要件・効果ごとにコンパクト
にまとめられた記憶用のツールを使っていくのが、最も効率的に得点を取るため
の方法論と云えます。
過去問未出題テーマからの出題が多い行政書士試験において、過去問や肢別本
をただ何回も繰り返し解いても合格点が取れないのは、当然と云えば当然のこと
ですが・・・
資格試験の勉強は、最後は、精度の高い記憶が出来ているかという記憶の勝負
になってきますので、やはり、記憶用のツールとして、何を使うのかということが
重要になってくるのではないかと思います。
配点の高い、民法と行政法はなおさらです。
他資格試験の受験生は、通常のテキストとは別に、直前期には、こういう記憶用
のツールを使って記憶の作業を行っていくのが通常ですが、行政書士試験の世
界では、本試験に対応した、記憶用ツールがあまりないのが現状です。
そこで、リーダーズ総合研究所では、すべての基幹講座において、記憶用のツー
ルとして、図表や図解を多様したリーダーズ式☆総整理ノートを使っています。
受講生の皆さんは、パワーポイントスライド集とも併用しながら、この記憶用ツール
を上手に使ってみてください。
また、今年、辰巳法律研究所から、一般の受験生向けの記憶用ツールとして、
「これ一冊だけで合格レベル到達本」を出版していますので、こちらも、是非、有
効に使ってみてください。
やはり、過去問をきちんと分析して、何が、どのように問われているのかが明確に
なってくると、どのようなツールを使うと効果的に得点することができるのかも明確
になってくるのではないかと思います。
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