2016年 基本書フレームワーク講座☆民法 第34・35・36回(マーケティングの「視点」) | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


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1 フォロー講義


基本書フレームワーク講座は、


再受験生を対象とした講座ですから、合格後は、行政書士として開業予定の方も

多いと思います。


行政書士として開業するときに重要なことは、マーケティングの「視点」を持つこと

だと思います。


リーダーズ式☆行政書士開業講座では、


合格コーチが、中小企業診断士(経営コンサルタント)の「視点」から、行政書士事

務所の経営戦略とマーケティング戦略について、お話しをしていく予定です。


もっとも、マーケティングといっても専門的なことを勉強するということではなく、きち

んと、「自分」と「顧客」の「ニーズ」を知るということです。


「自分」の「強み」と「弱み」は何ですか?

「顧客」の「ニーズ」は何ですか?


「自分」を知ること(自己分析)と「顧客」を知ることは、今からでもできますから、合

格後、開業予定の方は、是非、マーケティングの「視点」を意識してほしいと思いま

す。


このマーケティングの「視点」は、実は、資格試験の学習においても、受験生が持

つべき「視点」ではないかと思っています。


「顧客」を、「試験委員」(本試験問題)に置き換えてみると、


「自分」の「強み」(得意科目)と「弱み」(苦手科目)は何ですか?

「試験委員」の「問題意識」(出題のツボ)は何ですか?


試験委員の問題意識(出題のツボ)を発見するためには、試験委員の作問した「過

去問」を徹底的に「分析」していくことが重要です。


講座の中で、実際の「過去問」を素材にして、問題の「解き方」や「アプローチ」の仕

方をお話ししているのはこのためです。


問題作成者(試験委員)との「対話」☆


もっとも、行政書士試験の過去問題だけでは、民法の全範囲を網羅していないため、

他資格試験の過去問まで分析の対象としていく必要があります。


他資格試験の「過去問」までフォローしていくのは、マーケティングという「視点」を持

っていれば、当然の試験対策だと思います。


受講生の皆さんは、是非、他資格試験の過去問まで掲載しているパーフェクト過去

問集を、是非、有効に活用してほしいと思います。


2 復習のポイント


① 賃貸借契約(2)


まずは、パワーポイント「UNIT7/8‐⑥」で、譲渡転貸の全体構造を掴んだ上で、パワ

ーポイント「UNIT7/8‐⑧」、総整理ノートp206で、適法な譲渡・転貸の処理について、

ABCの三者間で事案処理ができるようにしておいてください。


次に、パワーポイント「UNIT7/8‐⑨」、総整理ノートp207で、無断譲渡・転貸の処理

について、ABCの三者間で事案処理が出来るようにしておいてください。


また、その前提として、パワーポイント「UNIT7/8‐⑦」で、そもそも無断譲渡・転貸の

事例に該当するのか、事案が見極められるようにしておいてください。


このテーマは、平成20年度に、記述式で出題されていますが、択一式の大問では、

まだ出題されていないテーマです。


最後に、パワーポイント「UNIT7/8‐⑫」、総整理ノートp208、パーフェクト過去問集

問題111で、不法占拠者の排除方法について、3つの手段を整理しておいてくださ

い。


賃貸借契約における不法占拠者の排除方法も、平成20年度に、直球で出題されて

いますが、他のテーマでも応用が可能ですので、しっかりと理解しておいてください。


具体的には、行政書士試験未出題の重要テーマとして、基本民法Ⅲ(抵当権)の

ところで、お話していきます。


② 役務型契約(1)


まずは、総整理ノートp213、p214、p219で、役務型契約(雇用・請負・委任契約)の

要件と効果をしっかりと整理しておいてください。


次に、総整理ノートp130で、雇用契約の安全配慮義務について、判例のロジック

について、よく理解しておいてください。


最後に、総整理ノートp129で、債務不履行と不法行為との「比較」の視点から、知

識を整理しておいてください。


次回、不法行為の講義の際にもう一度復習をします。


③ 役務型契約(2)


まずは、総整理ノートp215以下で、請負契約の担保責任について、売買の担保責

任との「比較」の視点で知識を整理しておいてください。


やはり、民法は、知識の集約化を図るためにも、知識と知識のつながり、すなわち、

制度と制度の「比較」の視点から学習していくことが大切です。


次に、パワーポイント「UNIT10‐⑤」「UNIT10‐⑥」、総整理ノートp216以下で、所有

権の帰属について、二当事者間と三当事者間に分けて、判例の結論を理解して

おいてください。


請負契約は、平成14年度・平成23年度に出題されていますが、出題サイクル的に

は、そろそろ直球で出題されてもいいのではないかと思います。


なお、本試験を、マーケティングの「視点」から分析すると、債権各論では、賃貸借

契約と不法行為の「ニーズ」が高いようです。


最後に、委任契約については、総整理ノートp221で、要件と効果を整理した上で、

委任の終了に関する2つの判例を整理しておいてください。



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