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中間模試も終わり、先週からは、実践答練マスターが始まっています。
今回は、どうして問題が解けないのかについて、もう一度、ふり返りを行っていこう
と思います。
どうして問題が解けないのかが見えてくれば、どうすれば問題が解けるようになる
のかも見えてくるのではないかと思います。
両者は、コインの表と裏の関係ですから。。。
まずは、皆さんが、本試験で問題を解く際のプロセスを見える化していきます。
通常、本試験では、 まず問題文中の「キーワード」を発見して、その問題を解くた
めに必要な前提知識を「アタマ」の中から「検索」していきます。
次に、その「検索」した前提知識を、問題文の事例に「適用」(あてはめ)して、効果
が発生するか否かの結論を出していきます。
図解すると、以下のようになります。
これを時間軸の「視点」からみると、前提知識の①「作成」→②「検索」→③「適用」
という順番になります。
したがって、問題が解けないという場合、
この前提知識の①「作成」→②「検索」→③「適用」のどこかで躓いていることが、
その要因として考えられます(単純なケアレスミス等は除く)。
①「作成」
合格コーチも、約10年間、再受験生の方を中心に、数多くの受験生を見てきました
が、やはり、問題が解けない大きな要因は、前提知識の「作成」にあると思います。
つまり、問題を解くために必要な前提知識が「ない」か、あるいは、前提知識が「あ
る」けれども、その精度が低いため、問題が解けないということです。
問題が解けなかったのは、過去問を何回も繰り返し解いて、正答率を100%に出
来なかったからではないことは、冷静に考えれば、誰にでもわかることです。
この点に気がつかないと、毎年毎年、不合格という、同じことの繰り返しになってし
まう危険性がありますので、要注意です。
知識優位型の問題は、精度の高い正確な知識があれば解ける問題がほとんどで
すから、問題が解けないのは、この知識面に問題があることを意味しています。
知識の精度が「低い」というのは、理解が不十分である場合と、記憶が不十分であ
る場合などを意味します。
「二択まで絞れたのに症候群」などは、この典型例です。
この前提知識は、
最終的には記憶する必要がありますから、個々の葉っぱの知識ではなく、過去問
「分析」によって、①グルーピング→②抽象化→③構造化された、いわゆる汎用性
のある「使える知識」であることが望まれます。
この知識の「抽象化」=「使える知識化」の重要性ついては、以前ご紹介した代ゼ
ミの英語の第一人者でもある富田先生も、そのご著書の中で書かれていますので、
ご参照ください!
したがって、問題を解くために必要な前提知識を「作成」していく段階では、テキス
トや過去問の単なる知識を、どれだけ「使える知識」化できるかを意識していく必要
があります。
知識の「使える化」=パターン化☆
「使える知識」は、図解化、あるいは、図表化していくと、記憶しやすく、結果として
精度の高い正確な知識になっていきます。
結局、本試験では、
こういう出題の「ツボ」について、手を変え、品を変えて、何度も繰り返し聞いてきま
す。
したがって、再受験生の勉強の中心は、
このような出題の「ツボ」=「使える知識」を、どれだけ「アタマ」の中にストックする
ことができるかではないかと思います。
そのために求められるのが、過去問「分析」です。
ただテキストを何回も繰り返し読んだり、ただ問題を何回も繰り返し解いても、なか
なか合格点が取れない理由は、このあたりにあるのではないでしょうか。
要するに、繰り返す「対象」が間違っているということです。
②「検索」
実は、問題を解くために必要な前提知識は「アタマ」の中に入っているにもかかわ
らず、問題が解けない場合も、かなりあるはずです。
例えば、あとで解答を見て、「ああ!あの話のことね!」というようにわかる場合な
どです。
毎年、本試験の終了後、カウセリングを行っていますが、そのカウンセリングの際
に、受験生の皆さんに、本試験の問題冊子を持参してもらっています。
受験生の皆さんの問題冊子を見ると、その方がどのようなプロセスで問題を解い
ていったのかがよくわかります。
特に、その問題を解く際に気づかなければならない「キーワード」に、きちんとアン
ダーラインやマーキングが出来ているかを見るだけで、その方の成績がだいたい
分かってしまいます。
実は、「キーワード」というのは、その問題を解くために必要な前提知識を「アタマ」
の中から「検索」する際のインデックスになるものです。
その意味では、問題文中の「キーワード」に気づくかどうかが、問題を解くうえでも、
かなり重要な要因になってくると思います。
したがって、再受験生の勉強の中心は、
問題文中のこの「キーワード」を見たら、この前提知識を「検索」していくという、自
分なりの「検索」パターンを作っていくことだと思います。
合格コーチがよく云っている、キーワード反射の意味です。
問題を解く時間が遅く、模試などでも時間が大幅に足りなくなる方は、この前提
知識の「検索」が上手く出来ていないのが、ひとつの要因です。
《記憶のプロセス》
(1)符号化(記銘)
(2)貯蔵(保持)
(3)検索(想起)
なお、この「検索」(想起)の重要性については、精神科医の和田先生もご著書の
中で書かれていますので、ご参照ください。
③「適用」
知識優位型の問題であれば、前提知識の①「作成」と②「検索」がきちんと出来れ
ば理論上は、解答を導けるはずです。
ところが、現場思考型の問題の場合、最後のステップである、③「適用」(あてはめ)
が上手に出来ないため、解答を導くことができないケースが多々出てきます。
民法が苦手な方の多くは、やはり、③「適用」(あてはめ)が出来ていない場合が多
いのではないかと思います。
③「適用」(あてはめ)が上手に出来るようになるためには、やはり、ある程度の「トレ
ーニング」が必要になってきます。
以上のように、問題が解けるようになるためには、前提知識の①「作成」→②「検
索」→③「適用」というプロセスが重要になってきます。
皆さんも、日頃の勉強をする際には、是非、このプロセスを意識しながら学習を進
めてほしいと思います。
さて、ここまでお話して、勘のいい方なら、このプロセスって、もしかして、法的三
段論法(演繹法)のこと?と気づかれた方もいるかと思います。
そうです。
まさに、法的三段論法です。
つまり、法律というのは、資格試験において問題を解くときも、実務において問題
を解決するときも、この法的三段論法に基づいた「アタマ」の使い方をしていきま
す。
法律というものは、この法的三段論法に基づいた「アタマ」の使い方が出来るよう
になると、実力もぐんぐん伸びてくるはずです。
法律を得意にするための「アタマ」の使い方☆
大前提=前提知識(大命題)
小前提=問題文(具体的事例)
結論=○or×
法律の勉強をしていく際に必須となる法的三段論法(演繹法)という「アタマ」の使
い方については、プレ講義で詳しくお話しています。
なお、法的三段論法に代表される演繹法的思考については、大学受験の現代文の
第一人者でもある出口先生も、「受験に要求される思考法は、ほとんどがこの演繹
法だと思っていい。」と、著書の中で書かれていますので、ご参照ください。
9月15日から開講する、うかる!行政書士必修項目100~出題予想&総整理
講座も、前提知識の①「作成」→②「検索」→③「適用」の3つの視点から、講義
を進めていきます。
受講生の皆さんも、是非、前提知識の①「作成」→②「検索」→③「適用」の視点
から、講義を聞いてほしいと思います。
うかる!行政書士必修項目100~出題予想&総整理講座
↓こちらから
いずれにせよ、資格試験は、最後は「記憶」の勝負です。
この資格試験で最も大切なことがわかっていれば、直前期に何をすればいいの
かも、自ずと見えてくるのではないかと思います。
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