2012 民法 第31・32・33回(アウトプット→インプットの「視点 」) | リーダーズ式 合格コーチ 2025

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


プログレ流 合格コーチ 2012


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1 フォロー講義


今回の講義で、基本民法Ⅰの三つの難所はほぼ超えましたが、復習のポイントは

きちんと掴めているでしょうか?


復習をする際には、


出題の「ツボ」を参照にしながら、アウトプット(他資格セレクト過去問集)→インプ

ット(プログレカード)という「視点」から復習を行ってみてください。


アウトプット→インプットの「視点 」


インプットの知識は、問題を解くために必要な前提知識であれば、記憶しておく

必要がありますが、問題を解くために不要な知識であれば、記憶しておく必要は

ありません。


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つまり、資格試験の勉強では、記憶という作業は、常に、問題(アウトプット)を解

くために必要な知識か否かという「視点」が重要になってきます。


民法では、問題を解くために必要な前提知識の多くは、プログレカードで云えば

基礎のカード、つまり、要件→効果になります。


例えば、今回学習した


即時取得の要件・効果は?

時効取得の要件・効果は?


こういう重要な制度についての要件→効果については、なるべく早いうち「アタマ」

に入れておくことが、民法を得意にするためにも必要になってきます。


また、民法には、行政書士試験だけでなく他資格試験も含めて頻出している問題

の「パターン」というものがあります。


問題のパターン化


こういうパターン化できるテーマについては、出題可能性が高い訳ですから、なる

べく早いうちにパターンを「アタマ」に入れておく必要があります。


民法を得意にしていくためには、民法の膨大な知識をグルーピングとパターン化

などによって集約化していく必要があります。


実践講義マスターでは、他資格セレクト過去問集を使って、アウトプットの「視点」

から、グルーピングとパターン化を行なっています。


受講生の皆さんも、復習の段階で、是非、グルーピングとパターン化を意識した

復習を行なってみてください。


過去問「分析」→問題パターンの発見


こういう問題のパターン化ができるのは、行政書士試験及び他資格試験の過去

問の緻密な「分析」の成果です。


2 復習のポイント


①不動産物権変動(3)


まずは、パワーポイント207で、物権の取得原因について、原始取得と承継取得、

法定取得と約定取得の「視点」から知識を整理しておいてください。


平成23年度も、即時取得の効果について問う問題が出題されましたが、即時取

得→原始取得であることは、常識にしておいてください。


次に、カード056で、取得時効の要件・効果について、各条文を参照しながら、知

識を整理してみてください。


最後に、パワーポイント209・カード057で、時効取得と登記について、判例の5つ

のテーゼを図解しながら、きちんと「理解」してみてください。


時効取得と登記については、時間軸に沿ってⅩYの関係を図解化できるかが勝

負となってきますので、問題27を使って、図解の練習を行ってみてください。


本試験では、時効は、平成19年度・21年度・22年度・23年度に出題されている頻

出テーマですので要注意です(いづれも難易度は高いです)。


②不動産物権変動(4)


まずは、講義中に六法で引いた、相続に関連する重要条文を、もう一度、判例六

法で確認してみてください。


882条→887条→889条→890条→900条→896条→898条→906条→

909条→915条→939条


特に、909条と939条は、相続と登記のテーマと関連してきます。


次に、パワーポイント212以下・カード078で、相続と登記について、4つのケース

に「類型化」して、判例のロジックと結論を、しっかりと整理しておいてください。


特に、遺産分割後と登記の問題と、相続放棄と登記の問題は、結論が大きく異

なりますので、その理由について、カード074・075の判例を読んでおいてください。


最後に、パワーポイント216で、第三者が保護されるための要件(主観と登記)を

再度確認して、なるべく早く「アタマ」の中に入れてみてください。


不動産物権変動と登記に関する問題は、


どの資格試験においても、ほぼ同じパターンの問題が出題されますので、是非

とも出題パターンをマスターしておいてください。


なお、解除と登記については、基本民法Ⅱの「解除」の所で詳しくみていきます。


③動産物権変動(1)


まずは、パワーポイント217・218で、動産の対抗要件である「引渡し」の4類型に

ついて、条文も参照しながら、知識を整理しておいてください。


次に、カード082で、即時取得の「要件」を整理するとともに、問題40・38を使って、

もう一度、「要件」のあてはめの練習を行ってみてください。


民法は、要件のあてはめ問題が数多く出題されますので、重要なテーマに関す

る「要件」は、早めに「アタマ」に入れるようにしてみてください。


即時取得のあてはめの問題は、平成23年度に直球で出題されていますので、

さすがに今年は、お休みかとは思いますが…


要件・効果は、法的三段論法で言うところの大前提(いわば、公式)です。


大前提(ルール:要件・効果)←記憶

 ↓

小前提(あてはめ)←現場思考力

 ↓

結論


民法は、この大前提をきちんと記憶していることを前提に、そのあてはめを、本

試験の現場で行わせる問題が数多く出題されます。


民法=現場思考型


大人になると、この記憶の作業を軽視しがちですが、本試験の現場に参考書な

どの持ち込みができない以上、資格試験では、知識(記憶)の精度が合否を分

けています。


合格に必要な3つの力


①読解力

②集約力

③定着力(記憶)


今まで、数多くの合格者の勉強法を見てきていますが、やはり合格者ほど、出

題のツボを掴んだ、知識の集約化と定着化(記憶)が出来ています。


したがって、受講生の皆さんは、日頃の学習においても、常に、知識の集約化

と定着化(記憶)を意識した学習を行なってほしいと思います。





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