2011 商法 第10・11・12回(コラムからよく出題される訳とは?) | リーダーズ式 合格コーチ 2026

リーダーズ式 合格コーチ 2026

「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」


プログレ流 合格コーチ 2011


人気blogランキングへ  ← ポチッと1回クリックをお願いします。


1 フォロー講義


資格試験では、答練・模試では、いつも合格点を取れているのに、本試験になる

と、いつも(毎年)合格点を取れないという方が多くいます。


現実問題として、このようなご相談を毎年多くの方から受けます。


では、答練・模試と本試験では一体何が違うのでしょうか?


ひとつは、問題の「質」です。


答練・模試は、一年間に数多くの問題を作成しなければならず、問題の重複を

避けるために、どうしても細かい「葉」の知識を問う問題が多くなります。


これに対して、本試験では、作成しなければならない問題数は少なく、大きな

「視点」を問う現場思考型の問題を数多く作ることができます。


森から木、木から枝、枝から葉へ


ざっくり言えば、答練・模試は、「枝から葉」の問題の割合が高いのに対して、本

試験は、「森から木」の問題の割合が高いということになります。


「枝から葉」の問題に慣れてしまうと、どうしても知識で解こうとするため、現場で

考える問題に対応できなくなってしまうのかもしれません。


1回目の受験でサクッと合格してしまう方は、知識は少ない訳ですから、あとは、

現場で考えなければならず、これがいい結果に結びつくのだと思います。


1回目でサクッと合格してしまう方は、模試等は大体ボロボロです。


本試験の現場できちんと考える!


本試験において、細かい「葉」の知識を問うよりも、大きな「視点」を問う問題が多

いのは、やはり、大学教授が問題を作成しているためです。


答練・模試は、苦手分野・弱点分野を発見するための手段であるにもかかわら

ず、答練・模試を受けること自体が、毎年の行事のように目的化してしまっては、

やはり本末転倒です。


手段の目的化・・・


日頃の学習の中で、 アウトプット→「出題のツボ」の発見→インプットの「視点」

で学習されている方は、答練・模試を血眼になって受けなくても十分合格するこ

とができます。


時間のない「社会人」の方にとっては、答練・模試を数多く受ける時間はないは

ずですから、こういうツボを掴んだ勉強の方が効果的です。


逆に言えば、「出題のツボ」を掴んでしまえば、もうこれ以上、「出題のツボ」を掴

むための答練・模試は受ける必要がないことになります。


あとは、本試験のシュミレーションとして、公開模試を受ければ十分です(リベン

ジ組は、昨年の本試験が最良のシュミレーションになっているはずです)


実際、合格コーチも色々な資格試験を受験してきましたが、知識優位型の試験

の場合は、答練・模試はほとんど受けていません。


それでも、合格することができたのは、過去問「分析」をきちんと行って出題のツ

ボを掴み、本試験で使えるように知識を整理していたためだと思います。


人間は、「苦」よりも「楽」を好むものです。


答練・模試で問題を解くのは「楽」ですが、過去問「分析」を行って知識を整理し

ていく学習は「苦」であるため、自分ではなかなかやろうとしないものです。


しかし、知識優位型の試験では、結局は、本試験で必要な知識が「正確」に出

てくるように、頭の中を整理しておくことが求められます。


本試験で合格点が取れなかったのは、答練・模試で多くの問題を解かなかった

ためではなく、あやふやな知識が多かったためです。


受講生の皆さんは、


答練・模試と本試験では、問題の「質」が異なるという点を理解した上で、答練・

模試を、本試験に合格するための「手段」(ツール)として、有効に活用してほし

いと思います。


直前期は、 答練・模試の「視点」に頭を合わせるのではなく、出題者である大学

教授の「視点」、すなわち、過去問の「視点」に頭を合わせるようにしてみてくださ

い!


直前1か月前プログラム!


2 復習のポイント


① 資金調達


まずは、パワーポイント070で、資金調達の全体構造について理解した上で、カ

ード026で、株式を社債の相違点を理解しておいてください。  


募集株式の発行においては、①既存株主と新株主になろうとする者との利害調

整と、②会社側の機動的な資金調達の必要性が問題となってくるテーマです。


パワーポイント022を参照しながら、募集株式の発行というテーマについても、

利害関係者間の利害調整という「視点」を忘れないようにしてみてください。


森から木、木から枝、枝から葉へ


講義中に分析していったように、行政書士試験の商法では、一般的な受験生が

あまり学習しないテーマからの出題が多くなっています。


受講生の皆さんは、このテーマだけ学習しておけば大丈夫という思い込みはせ

ずに、どのテーマについても、一通りの出題のツボは掴んでおいてください。


特に、試験委員の中には、金融商品取引法を専門に研究されている先生がい

ますので、資金調達は要注意テーマです。


次に、パワーポイント072で、募集株式の発行の手続のプロセスを頭に入れた上

で、パワーポイント074で、発行機関を整理しておいてください。


会社法では、○○を行うためには、どの機関のOKが必要なのかという「権限分

配」の「視点」を問う問題がよく出題されます。 


最後に、カード023・024で、不公正な募集株式の発行の救済策を、事前と事後

に分けて、知識を整理しておいてください。  


パワーポイント102にあるように、手続を事前と事後に分ける「視点」は、知識を整

理する上でも非常に役立つ「視点」だと思います。


講義中にお話したニッポン放送事件は、新株予約権の不公正発行に関するもの

ですが、募集株式でも同じ議論がありますので、p115のコラムはざっくりと読ん

でおいてください。


なぜか、コラムから問題がよく出題されていますので…


なお、新株予約権については、昨年直球で出題されているため、しばらくお休み

かと思いますが、新株予約権が何のために使われるのかくらいは理解しておい

てください。


② 機関設計


まずは、パワーポイント079で、会社を、①公開会社・非公開会社、②大会社・大

会社以外の視点から4つの類型化できるようにしてみてください。


公開会社と非公開会社の相違点については、他の資格試験でもよく聞かれてい

る「視点」ですので、パワーポイント081、カード027で、知識を整理しておいてくだ

さい。


次に、パワーポイント082・083で、機関設計の8つのルールについて、簡単な理

由づけとともに、ポイントを理解してみてください。


今回改正された会社法は、機関設計においても、色々なバリエーションを選べ

ますが、結局はいくつかのタイプに収斂するはずです。


問題は、パワーポイント084の視点からよく出題されていますので、会社ごとに

設置が義務づけられる機関をざっくりと整理してみてください。


なお、本試験では、ほとんどが、公開会社で、かつ、取締役会設置会社を前提

にして問題が作られています。


③ 株主総会


まずは、パワーポイント086・087で、取締役会非設置会社と取締役会設置会社

とに区別して、株主総会・取締役(会)・監査役の権限を整理しておいてください。


次に、カード029・030、現代会社法入門で、株主総会の招集手続の流れを、もう

一度、確認してみてください。


株主総会の招集手続については、単独で問われる場合と、取締役会の招集手

続との比較で問われる場合もあります。


株主総会については、手続(プロセス)が中心であまり面白くありませんが、平

成19年度以降は、大問では出題されていませんので要注意です。


もっとも、機関からは、圧倒的に取締役(会)から出題されていますので、株主

総会は、問題を作る方からみると、あまり魅力的ではないのかもしれませんね。


カード032、コラム21の株主の権利行使に関する利益供与は、役員等の会社に

対する責任ともリンクする出題予想テーマですので、きちんと知識を整理してお

いてください。


なぜか、コラムから問題がよく出題されていますので…


最後に、カード033で、議決権の原則と例外、行使方法の原則と例外という「視

点」から、議決権について、知識を整理しておいてください。


会社法は、カードとカードがリンクしていきますので、カードをクロスリファレンス

させながら知識を整理してみてください。  



人気blogランキングへ  ← ポチッと1回クリックをお願いします。