Aクラスに試乗してきました | のぉーぶるのクルマとグルメとホームシアター

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クルマ全般(自分はAMG C36とタントカスタムの2台持ち)、ホームシアター、スイーツ系中心のグルメなど、文字数多めのブログです。しっかり読んで感想お待ちしてます♪

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新型Aクラス(W176)の試乗記になります。
そう言えば、試乗記もひさびさですね。。実は書いてないけど、アテンザとかN-ONEとかも乗ってます。

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まず今回の試乗は、その前にちょっとしたゴタゴタがあったのですが、それは別の記事を参照いただくとして。

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【今回の試乗車】
今回は仕様違いで2種類乗れました。
しかも待ち時間無し。これはラッキー。同じコースを走って、違いを感じ取れるかな。。


乗った順序で書くと
☆A180 BlueEFFICIENCY Sports
*オプション
・ナイトパッケージ
・セーフティパッケージ

☆A180 BlueEFFICIENCY
*オプション
・ナイトパッケージ
・バリューパッケージ
・セーフティパッケージ

足回りや内装が違うので、2つを比較しながら書いていきます。
ちなみに写真は全てSportsの方。素のモデルは撮る前に次の方が。


結論から言うと、Sportsの方がイイ感じ。
路面からのインフォメーションの与え方が「ちょうどいい」

いつもの試乗コースは国道バイパス主体のため、ギャップや段差が少ない反面、トラック等大型車の走行も多くアンジュレーションはかなり有り、足回りの躾けを確認するのにまあまあ適したコンディション。
(まあ本気で試したいのなら、西湘バイパスで大磯の向こうまで行かないと…あ…っと、これはローカルな表現で失礼)
このコースと私のレベルであっても、これまで乗った大概のコンパクトクラスで少なからず破綻が感じられた。

実例を挙げてしまうと、
BMWの1では後席の後ろ半分くらいがついて来ないので、アンジュレーションやギャップで足がキチンと衝撃をこなせず、横方向へ逃げる挙動が出てしまう。初代の1はもっと酷かったが。
このクラスのFFではVWゴルフがベンチマークと言われて久しいけれども、そのゴルフと言えど後輪の挙動に収まりがつかないことが少なからずあったので、コンパクトクラスの枠内では無理なのかな、と思っていたくらい。よりコンパクトなポロやUP!の方がむしろ感じにくいが、無い訳では無い。


しかしこのAクラスではそういうことがほとんど感じられない。特にこのSportsでは加減速、ダブルレーンチェンジなどで縦横に振ってやっても、どこまでもついてくる感じ。


一方、Sportsでは無い素のモデルはどうか。今回の試乗車はナイトパッケージをがついており、足回りがノーマルのままタイヤだけ18インチに1インチアップしている。試乗車としてはフルノーマルが欲しいところだろう。タイヤだけインチアップって、、それじゃアフターパーツを付けてるのと変わらない。それによるバランスの崩れを担当者はエラく気にしていて、お客に待ってもらってでもSportsに乗ってもらいたいとまで言っていた。

さて実際に乗ってみると、確かに足回りの不整合は伝わってくる。
インチアップ車にありがちな、ポンピングの収まりが悪く、アンジュレーションに対して不協和音が混入する。特にリアの挙動で顕著に現れるので、後方に気をつけていればすぐに気付かれてしまうかもしれないレベルで、Sportsの後だと余計に気になる。
それでいて路面の良いところで乗り心地がソフトかと言うとそれほどでもなく、総じてSportsに対して優位な点は感じられなかった。価格差30万円、装備の差を差し引きして実質10万円くらいの差なので、ここは自信を持ってSportsをオススメしたい。


とはいえ、、、
それは今回のように並べて試乗したからであり、普通に周辺を20分程度走らせるだけで比較対象も無いのなら、まず気になることは無いのではと意見しておいた。それよりも30分余計に待たせる方がきっと印象としてマイナスですよ、と。

また逆に担当者自身のポリシーとしてより良いもの(高いものという意味ではなく)を買ってもらいたいと思うのなら、今回のように両方乗ってもらいなさいとも。


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まあそれ以前に前後バンパーのしつらえが全く違い、キャラクターに合っているのは明らかにSportsのほうなので、乗ってみてとかよりも見た目で選ばれることが多いかもしれない。

また、素のモデルはシート表皮が懐かしい風情のファブリック(正確には合皮とのコンビ)。どこが懐かしいかと言うと、W202以降多く使われたツルツルしたサテン風生地ではなく、W124やW201で使われていたような織りが荒くてはっきりしたリネン風生地。夏場には嬉しいのでは。ただしこの車両が「おろしたて」(実走63km)だったためか、背中や腰への当たりが硬く、感触はあまり良く無かった。Sportsのフルレザーの方が、ちょっと座るだけの展示や短時間の試乗では見た目も含めてウケることだろう。

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総じて、Aクラスは評論家の皆さんが絶賛するように(たまに絶賛してても・・・というのもあるが(苦笑)、旧来のメルセデスらしさとこれからのメルセデスのポリシーを体現した、絶好の入門モデルと言えるだろう。

ただしこれだけオプションを載せてしまうと、価格的にはCのベースモデルと変わらなくなってしまうのが思案どころ。
現在のC(W204)はマイナーチェンジで熟成が進み、若干コストダウンを感じさせるところが無くも無いが、まずは完成形と言って良いレベル。
これまでだったら迷わず熟成しているほう、すなわちCを勧めるところであるが、今回のAクラスはちょっと違う。もし聞かれたら、迷ってしまうだろうな、と。そのくらいに良く練られている。

練られている→破綻が少ない。
デザイン、走り、運転姿勢、質感がキレイにバランスされている。

つまり、
車に近づく

ロック解除する

ドアを開ける、閉める

エンジンをかける

シート、ミラー調整する

発進する

加速する

曲がる

巡航する

減速し、止まる

こうした操作が試乗の間、繰り返される訳だが、先ほどのバランスが崩れてしまっていると、どこかで「ガッカリ」な瞬間が訪れてしまうもの。
※クルマに限らず、人との関係もそうですけどね。(笑)

それが今回のAクラスでは、(オプション次第なところもあるが)非常に少ない。

だからすごく素直に乗り味を楽しむことが出来た。これが最大の美点かもしれない。

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