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安い!と思い大きなキャベツを購入。
冷蔵庫に買ったキャベツを入れようとすると、そこには同じようなフォルムのキャベツが鎮座していました。
あぁ・・・前日、Nも同じように特売のキャベツを買っていたのでした。
確認していなかったことを後悔しつつ、どうやってこのキャベツ達を消費するかアレコレメニューを思い浮かべました。
我が家のキャベツの大量消費メニューはNが作るお好み焼きです。
生地の7、8割位をみじん切りキャベツが占める大きなお好み焼きです。
これを気に入っていて何年も飲食店でお好み焼きを食べていません。
たまには行ってみたいと思うけど、多分サイズが小さ過ぎて満足できなそうです笑
という事で・・・?
本日は、キャベツ畑から生まれたキャベッジパッチキッズのアイテムをご紹介です!
1980年代の初期のタイプから2020年代の現行に近い物まで。
大小様々UPしました。
初見の方の為にも↓
Cabbage Patch Kidsとは?
キャベッジパッチキッズ=キャベツ畑人形は1982年頃より誕生しました。
フェイスはソフビ、ボディはぬいぐるみの着せ替え可能な抱き人形です。
元々はソフト・スカルプチュアを使って作られました。
Xavier Roberts/ザビエルロバーツ氏がデザインし、トイメーカーのCOLECO社が手掛け世界中で爆発的な大人気になりました。
一体ごとに出生証明書と名前が用意され、表情や髪の色などの組み合わせにより、1つとして同じ顔の人形がないことが売りでした。
時代や会社毎に様々に変化しながら現在でも愛されています。
会社の移り変わりは以下の通りです。
・Coleco (1982–1988)
・Hasbro (1988–1994)
・Mattel (1994–2003)
・Toys "R" Us (2003)
・Play Along (2004–2011)
・Jakks Pacific (2011–2014)
・Wicked Cool Toys (2015–2019)
・Jazwares (2019–present)
この様に様々な会社に版権が渡り、生き続けているおもちゃってあまり知らないです。
会社によって作りやデザインの特徴などが異なります。
もちろん、時代感も商品に反映されますが社風みたいなモノも商品を通して垣間見れると言いますか。見た目や直感で楽しく選んでいただくのが一番かと思いますが、年代や会社などを注目するのもまた面白いかもしれません。
古い物から順に並べてみました。
初期のコレコ社製です。
ワールドツアーシリーズの1体です。
スコットランドへ旅をする事をコンセプトとしたデザインです。
ルース品に関わらずこれだけの付属品が揃っている事は珍しいと思います。
パスポートやチケット、お土産のTシャツまで付いています。
同じくコレコ社製。
胸のパッチがアクセントになった可愛いオーバーオールスタイルです。
シューズ付きの所も嬉しいポイントです。
コレコ社のドレスを着たベビー。
おしゃぶりが付いています。
コレコ社の動物をベースにした「KOOSAS/クーサス」シリーズです。
少し奇妙さもあるネコちゃん。
そこがまた、当時物(80年代)っぽくて魅力的です。
1980年代のポーサブルフィギュア。
このシリーズは物凄い種類が存在します。
首、腕、足を回す事ができます。
優しいカラーリングと凝ったディティールが魅力です。
高さは48cmほど。存在感抜群のピロードール(クッション)です。
赤毛にそばかす、セーラースタイルの可愛いキャベッジパッチキッズが目一杯描かれた大胆なデザインです。
キャベッジパッチキッズはマクドナルドのミールトイとしても何度か登場しています。
80年代のポーサブルフィギュアをベースにしたデザインです。
1990年代はハズブロ社です。
よりガーリー要素が足されるのがハズブロ的だなぁと感じます。
イヌ2種、ネコ2種がリリースされた「ADOPT 'N LUV PETS」シリーズ のネコちゃん。
お顔のシャイニーな縞模様やアイシャドウはお化粧をしているみたいで可愛いです。
続いてはマテル社製。
Cuddle 'n Care Baby/カドルンケアベイビーです。
お腹を押すと手足を動かしながら喋ります。
CD-ROMが付属していて、オリジナルのビブを作ったり食事を考えたりする事ができます。この手の仕掛けはバービーのメーカーであるマテルっぽさがあります。
未開封の為、動作確認はできておりませんが、電池は入っていない状態で販売されているので動く可能性は高いのかなぁと思います。
(テスト用電池が入っている場合は液漏れダメージが生じる可能性がありますので・・・。)
BASIC FUNのキーチェーンはキャラクターを括らずにコレクションしている方もいるファンの多いアイテムです。
絶妙なサイズ感とバックカードのデザインが最高です。
プレイアロング者はジャックスパシフィック社の一部門でした。
ケアベアやテレタビーズグッズでもお馴染みのメーカーですが2009年に閉鎖しています。
ブロンドのカーリーへアにグリーンの目、ピンクのカバーオールが似合う可愛い赤ちゃんです。
ノスタルジックな雰囲気の良いパッケージデザインです。
Magic Touch ColorSilk/マジックタッチカラーシルクシリーズです。
一部のヘアは手で触ると色が変わるギミック付きです。
同じくマジックタッチカラーシルクシリーズですが顔の表情が全然違います。
それぞれ個性があって可愛いです。
Carlton Cards/カールトンカード社よりリリースされたキャベッジパッチキッズのオーナメントです。
パッケージに入った状態、ドール単体、2パターンのディスプレイが楽しめます。
Cabbage Patch Kids Cuties/キャベッジパッチキッズキューティーズシリーズと呼ばれ現行でも定番化されたタイプの先駆けの子です。
抱き人形サイズと比べると小ぶりで、持ち運んだりコレクションし易いサイズ感です。
ボディは座った状態で固定されており、足は垂れ下がりません。
抱き人形サイズとキューティーズの中間的サイズです。
珍しいBunny Beeのアイテムです。
バニービーはザビエル少年をキャベッジパッチキッズの元に連れて行く架空の生き物です。
なんとも愛くるしいお顔です。
WCTとは、Wicked Cool Toys/ウィケットクールトイズの略です。
ホリデーシーズンにリリースされたエンジェル姿のキャベッジパッチキッズ。
ここからはキャベッジパッチキッズキューティーズの着ぐるみちゃんをズラッと。
ジャズウェルズ社は2019年にWCTを買収。
キャベッジパッチキッズはまたしてもメーカーが変わりました。
ポップなフラワー柄のワンピース姿の女の子。
パジャマの着替えも付いています。
上と同じシリーズのヒスパニック系の女の子もいます。
7つのメーカーのアイテムをご紹介しました。
現在のキャベッジパッチキッズの在庫を目一杯UPしました。
しばらく新入荷はないかと思いますのでこの機会に是非ご覧になってみてください!
最後に・・・
おまけ的アイテムを。
Rice Paddy Babiesとは、キャベッジパッチキッズの流行時期に香港のメーカーがリリースした中華系の装いの人形シリーズです。
Rice Paddy=田んぼです。
そうなんです!
キャベツ畑ではなく田んぼから誕生した(という設定の)お人形なのです。
顔はラバー製ではなく、布製(ソフト・スカルプチュア)です。
手足はジョイントで可動させる事ができます。
粗悪なブート品ではなく、顔やアウトフィットの刺繍、ヘアの植毛など全体的にクオリティは高く、パッケージデザインも凝っていました。
当時香港はイギリス統治時代だった為、“BRITISH PASSPORT”が付属していました。
歴史的に見ても興味深いアイテムではないでしょうか。
あともう一つ!
キャベッジパッチキッズに詳しいお客様から聞いた話で、
去年こんなドキュメンタリー映画が放映されたとの事です。
かなりマイナーな作品として留まってしまったようですがキャベッジパッチキッズの歴史を垣間見る事ができる内容になっているみたいで興味をそそられます。
ですが、現在見る手段は無さそうで・・・日本語字幕はもちろん無いです。
ただ、2分程の予告編は見られるので気になる方はぜひ!