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高校時代の友人から勧められたPodcast番組にドはまりしています。
とある回で「やなせたかし」についての話を聞きました。
やなせたかし=アンパンマンだと思いますが、そこに辿り着くまで波乱万丈な人生だったそうです。(気になる方はCOTENラジオ聞いて欲しいです)
1960年代後半、(現・サンリオ)山梨シルクセンターの社長辻信太郎との出会いにより、50代のやなせたかしは長年できなかった本当に作りたかった作品を世に出す事ができるようになります。
サンリオの出版事業のスタートはやなせたかしの詩集「愛する詩」でした。
サンリオにとっても新たなビジネスのきっかけになりました。(これは「70s&80sサンリオのデザイン」に書いてあります)
1970~80年代はやなせたかしによる詩集や絵本、映画も作られました。
1969年に出版された「短編メルヘン集・十二の真珠」にはアンパンマンが初登場します。(ただしこのアンパンマンは後のものとは異なる作品であり、ヒーロー物へのアンチテーゼ(アンチヒーロー)として作られた大人向けの作品である。 Wikipediaより)
「十二の真珠」読みましたが、素晴らしかったです。
正義の逆転現象の葛藤みたいなものや溢れ出る優しさやメルヘンが詰まっていました。アンパンマンの見た目は今とはかけ離れていて、アンパンはお腹から取り出します。哀愁溢れるヒーローでした。
アンパンマンとサンリオがこのように繋がっていたのか・・・
昔のサンリオグッズに想いを馳せる身としては大変感慨深い話でした。
という事で!
本日は昔のサンリオグッズをご紹介です。
1970~1990年代のサンリオのおまけ達を66点!UPしました。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・いちごのお家・Botton Nose/ボタンノーズ・ピンク・1983年
東京・田園調布にかつて存在した「ボタンノーズといちごのお家」をイメージしたマスコットです。
資料によると1983年のオープン記念に配布されたようですが、紐を通す穴が付いているタイプと付いていないタイプが存在するようです。こちらは紐が付いていないタイプです。
イチゴのヘタのフタを取ると中には鈴が入っています。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・いちごのお家・Botton Nose/ボタンノーズ・ブルー・1983年
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・LUCKY MASCOT/ラッキーマスコット・TUXEDOSAM/タキシードサム・グリーン・1979年
タマゴ型のケースの中にキャラクターのフィギュアが入っています。
タマゴには‘LUCKY MASCOT’と文字が。
キャラクターやケースのカラーバリエーションはどれほど存在したのか気になりますね~。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・LUCKY MASCOT/ラッキーマスコット・イースター・Hello Kitty/ハローキティ・1987年
‘LUCKY MASCOT’は1980年代になると形を変えて登場します。
スケルトンのケースの中にはヒヨコ型のスポンジが入っています。
紙タグにはイースターについての説明が書かれています。
イースターのイベントがまだ定着していない1980年代からサンリオはイースターに注目していた事が分かります。
1990年代にも‘LUCKY MASCOT’は登場します。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・INK BOTTLE/インクボトル・MY MELODY/マイメロディ・ピンク
インクボトルをイメージしたデザイン。
フェイス部分はスポイトになっていて実際に使えるように作られたみたいです。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・PICNIC PET・フォーク・Hello Kitty/ハローキティ・ピンク・1976年
ピクニックスタイルのハローキティ。
足元のキャップを外すとフォークが登場。
ピクニックのお供にぴったりです。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・小物入れ・TUXEDOSAM/タキシードサム・ピンク・1979年
ピンクのタキシードサムは小さな小物入れになっています。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・LOVE SEWING MASCOT・ボタン型糸巻・LittleTwinStars/リトルツインスターズ・キキララ・1976年
お裁縫好きにはたまらないボタン型の糸巻きのマスコット。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・2体セット・LittleTwinStars/リトルツインスターズ/キキララ・ピンク・1976年
高さ3cm程の、単色のPVCフィギュアは様々なシーンで作れてきました。
プレミアムマスコットが主ですが、リカちゃんのギフトゲートのプレイセットにも大量に付属していました。
単色ではあるものの、質感、サイズ、フォルムのバランスが良く可愛いです。
3連のタイプは異なるキャラクターの組み合わせのシリーズと同キャラクターのシリーズがあります。
こちらは70年代のボトルキャップです。
ペットボトルではなく、瓶のフタに合うサイズです。
時代ですね。
2トーンカラーが可愛いデザインです。
中に錘が入っていて起き上がりこぼしを思い出します。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・Bottle/フタ付き容器・Cheery Chums/チアリーチャム・PAM/パム(ゾウ)・ピンク・1987年
ポリエチレンの醤油容器をイメージしたようなデザインです。
帽子がフタになっています。
1980年代後半から1990年代のデザインはこのようなビビットなカラーリングが中心になってくる感覚です。
おそらく水鉄砲をイメージしたアイテムなのかなと思います。
海をイメージしたデザインです。
浮かして遊ぶ様かもしれません。
Sanrio Premium Mascot/サンリオプレミアムマスコット・UNICO/ユニコ・Fountain Pen/万年筆・レッド
手塚治虫作品「ユニコ」の万年筆をイメージしたデザインです。
「ユニコ」はサンリオが発刊していた雑誌「リリカ」にて1976年から1979年まで連載していました。
数多くの作品を残している手塚治虫ですが、「ユニコ」はサンリオが発刊する少女をターゲットとする「リリカ」にピッタリのテイストですよね。
ペン先は取り外す事ができます。
漫画=ペンという着想から生まれたのでしょうか。
UNICO/ユニコ・Sanrio/サンリオ・Mini Mascot/ミニマスコット・グリーン・1977年
単色のユニコのフィギュアです。
プレミアムマスコットとしても出ていたのかもしれませんが、主としては森永のチョコスナックのおまけの様です。
ちなみに、(冒頭の話に繋がりますが)手塚治虫はやなせたかしより10歳ほど年下ですが、やなせたかしにとってはずっと背中を追いかける手の届かない存在だったそうです。そのような中でも作品を作り続けたやなせたかしは手塚治虫のアニメ制作に関わる機会を得ます。仕事が評価され自身の作品「やさしいライオン」が虫プロで制作されます。同時期に山梨シルクセンターの社長辻信太郎と出会います。
1975年にはサンリオの映画第一弾やなせたかしによる「ちいさなジャンボ」が制作されます。1978年には「ちりんの鈴」、1978年には「バラの花とジョー」。
そして、1981年には手塚治虫による「ユニコ」が公開されます。
サンリオと言えばオリジナルキャラクターのイメージが強いですが、70~80年代はやなせたかしや手塚治虫が支えていたのかも、と思うと興味深かったです。
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