☆ラローチャとグラナドス | おいでませ

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高城香那のディレッタントの延長上ブログ

久しぶりにスペインのピアノ作品を聴いてます。
 
ラローチャが演奏する
グラナドス作品集。
 

昔はスペイン音楽のアツいところが好きだったので

演奏会用アレグロなんかは

華やかだから当時高校生でしたが

取っ付きやすかった。メジャーな作品です。

 

ただ、グラナドスの良さは

こういうロマン派のようなものだけではなくて

「ゴイェスカス」のような抽象的で

陰の部分が多く含んでいるところにあると思う。

 

「ゴイェスカス」は

画家ゴヤからインスピレーションを

受けている、という意味。

オペラもあるのよーまだ観たことない。

 

途中

新鮮な生魚をとても美しい包丁でおろして、

まったく臭みのないお刺身みたいな音楽だな...

 

なんだこの作品は

 

板前かよ...

 

 

と思ったら

ゴイェスカスの第二部「愛と死(バラード)」でした。

スペイン音楽の代表的なピアニスト、ラローチャ。

音の鋭さと、美しさと、暗さと、あとなんだ。

孤独か?

 

 

 

オリエンタルな響きは

クラシック様式の五線紙で表すと譜読みも大変。

 

おばあちゃんになったらレパートリーにしたい作品です。

 

 

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