久しぶりにスペインのピアノ作品を聴いてます。
ラローチャが演奏する
グラナドス作品集。
昔はスペイン音楽のアツいところが好きだったので
演奏会用アレグロなんかは
華やかだから当時高校生でしたが
取っ付きやすかった。メジャーな作品です。
ただ、グラナドスの良さは
こういうロマン派のようなものだけではなくて
「ゴイェスカス」のような抽象的で
陰の部分が多く含んでいるところにあると思う。
「ゴイェスカス」は
画家ゴヤからインスピレーションを
受けている、という意味。
オペラもあるのよーまだ観たことない。
途中
新鮮な生魚をとても美しい包丁でおろして、
まったく臭みのないお刺身みたいな音楽だな...
なんだこの作品は
板前かよ...
と思ったら
ゴイェスカスの第二部「愛と死(バラード)」でした。
スペイン音楽の代表的なピアニスト、ラローチャ。
音の鋭さと、美しさと、暗さと、あとなんだ。
孤独か?
オリエンタルな響きは
クラシック様式の五線紙で表すと譜読みも大変。
おばあちゃんになったらレパートリーにしたい作品です。
いやー良い1日だわ←
演奏動画を始めました♪