82歳の誕生日にて!



血管性認知症の母

11月まで家事全般をやって、わがまま放題言わせてくれていた父が胆管がんの為に他界しました。
そこから、一人っ子の私は、自宅から五、六分の自宅から実家を往復する別居介護がスタートしました。
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以前習っていたカラオケ教室の先生がお赤飯を炊いたので取りに来てと言われて、あれこれ事件の中頂いて、お友達の分もお届けした母でしたが(詳細ご存知で無い方は↑のリブログ読んで下さい。)

何とその記憶が恐ろしい事件を巻き起こしてしまいました。

昨夜、夕飯作っていると、

母『お赤飯食べたいから炊こうと思うのよ。』
ガーンうわ、また、大量に炊いてお米と水の分量分かんなくなり、ネトネトドロドロのお餅粥赤飯もどきを一升炊いて、自分はそんなの食べたく無いので強引に押し付けて来ると悟った私

私『自分の分だけにしーよー。うちはお赤飯食べないから!』と言うと

母『え?ちょっとなら食べるでしょう。』えーんもしや、既にネトネトドロドロ粥赤飯炊いてしまったんかな?

私『食べないよ!嫌いなのよ。まだ、炊いて無いんでしょう。自分の分だけで良いよ。』繰り返して伝えてます。大量のブツが届かないように!

母『●●ちゃんにもあげたい。』近くに住む長女、母からは孫ですが、ブツを届けたい。近いとは言え電車で2駅なので、届けるのは私が車で送迎する事になる。いや、しかし、ブツは娘も困るので、

私『●●仕事行ってるで、明日はお母さんデイやし!で、食べるか聞いた?』と聞くと段々不穏スイッチ入り、

母『ムキー私はこの前、カラオケ教室の先生からお赤飯貰ったのを玉ちゃん骨折してて可哀相やし、お見舞い買ってアンタが連れて行ってくれないから2つ共あげたからお赤飯食べかったから炊こうと思ってんやんえーんムキー

私『食べたいなら要る分だけ炊いたら良いけど、玉ちゃんには1個、お母さんも1個お赤飯全部上げてないよ。食べて無いって忘れてるなら良いけど、冷蔵庫にお赤飯炊かなくてもあるん違う?』

母『お赤飯全部上げたよ。お見舞いに!』
私『お母さん、そんな非常識な事する訳無いよ。先生貰ったものをお見舞いにとか無い無い。カラオケ教室の先生から貰ったから届けるって電話して届けたのに!』

母『カラオケ教室の先生から貰ったとは玉ちゃんには言うてません。電話も掛けて無いです。ムキー
ゲローもう、話も記憶も無茶苦茶で、、、
通常の会話がポーン認知症マジックで通じ無い事になってしまってて、お手上げ滝汗

私『まあ、日記に書いてるから見たら違うから、玉ちゃんに2つ上げだの何の言うたりしない方が良いよ。それから、お赤飯は●●要るか聞いてから炊きよ。』

母『玉ちゃんには電話してません。で、今からご飯食べるのに、何の電話なん?ムキー

チーン自分が電話して来て、赤飯押し売りして、ヘンテコ話した事もオールクリアーな母!

私『お母さんが電話して来たんやろ!何の電話は?こっちのセリフよ。』

母『あんたはボケてるボケてる言うて、もう迷惑ばかり掛けるから死にたいわ。死ぬからね。そしたら、嬉しいでしょう。激怒号泣嵐

もう、意味分かんないでしょう。
これが認知症の母の日常なんです。

日々この言葉を吐くんです。
スルーしてもスルーしても
それが我が家の現実です。
私にはまだまだ修行が足りないのか、
綺麗事では片付けれず、
お耳トンネルとかも限界来て
なかなか難しいです。

母は自分にとっての不都合は忘れれるので、どれだけの毒を吐いても記憶にありません。私たちは記憶は残るので、、、
その中での介護、しんどいです。

これがエンドレスに続くんです

綺麗事では片付けれない現実です

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母の認知症あるあるの日常動画はこちら↓ 
撮影は私、編集は長女でアップしております♪こちらも是非ヨロシクお願いします。