刻 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

 

 

先日桑名で過ごした時間の中で、こんなものも愉しんでいました。

 

 

 

 

上手い具合に学芸員の方の解説の時間に遭い、

 

美しいお茶碗の見所や、その他の茶道具の説明まで伺うことができ、

 

素人の私たちには有難かったです。

 

そして桑名と言えば連鶴、こちらも拝見することができました。

 

 

 

 

 

しかし桑名市博物館には素晴らしい展示品が他にもあり、

 

マニアの間では結構有名なんですって!

 

 

 

 

2階展示室には何振りかの刀剣が展示されており、

 

その中で唯一撮影可だったのがこちら。

 

 

 

 

そこに刻まれた時を感じ、

 

刃に浮き出た文様の美しさや、シャープな輝きにはゾクゾクしますよ~!

 

 

「刻」。

 

「亥」は、ゴツゴツとした豚の骨組みで「骸」の原字で「核:固い芯」と同系の言葉。

 

「刻」は「亥」+「刂:刀」で、固いものを刀でゴツゴツと彫る意。

 

固くゴツゴツと無理に刻みこむ意から、

 

「刻薄:むごく思い遣りがないさま」等の意が生まれました。

 

きざむ・刀で固いものに角張った切れ目を入れる・骨身を削るような辛い思いをする・むごい等の意。

 

また、とき・時間のきざみ等の意も。

 

俗字として時間の単位として用いられ、一刻で15分、つまり1時間を四等分していいます。

 

国字としては時間を表す言葉として用いられ、一昼夜を十二等分し十二支に配します。

 

 

 

こちらが関連のパンフレット。

 

主人はこちらの方に関心を持ちましたね。

 

 

 

 

そういえば、前回この博物館を訪れた時には「桑名江」を拝観したのでした。

 

 

 

 

松平の城持ちだった桑名には古くから鍛冶屋も多く、刀工も揃っていたのだとか。

 

今では刀鍛冶は流石に生業としては難しいでしょうが、

 

少し前、次男に買い与えた包丁を研ぎに出した先は、

 

展示の刀を打った刀工の名を遺した刃物屋さんだったから、

 

由緒正しいお店だったんだねと、ビックリしたり。

 

 

茶道具の美しさと刀剣の美しさ、

 

両者は大きな隔たりを持つ美しさを備えていると思いますが、

 

本物の持つ美しさには、

 

例え素人ではあっても何かしら心動かされるものを感じるものだと納得です。