本日は、母校新入生の同窓会館訪問の日です。
無時卒業の暁には同窓会員となる彼らを初めて会館にお迎えする日です。
「迎」。
「卬」は「立った人」+「それに向かって座わった人」の会意文字で、
→の方向に来る相手に←の方向に進む意を含みます。
「迎」は「辶=辵:すすむ」+「卬」の会意兼形声文字で、来るものを逆に出迎えに行くこと。
むかえる・来るものを出向いてむかえる・こちらから相手に調子を合わせる等の意。
心配していた天気も好転し、
私は玄関大机に花など活けて、
彼等が校舎を出、校庭を横切り、十四川を渡ってやって来るのを
同窓会長と共に待ちました。
未だ桜の残っている今年は、
入館の前に門の前でクラスごとに写真を撮っているのが見えました。
この門には「希望の門」という名前が付けられており、
かつてよく歌われた応援歌にはこの名前の楽曲迄あります。
この応援歌は、今ではあまり歌われてはいないようですが、
私たちの年代の多くの卒業生には想い出の詰まった曲で、
学年同窓会を開催するときに、良く幹事さんから歌詞と音源をと問合せがあるほどです。
閑話休題。
新入生は順に階段を上がりますが、
流石ですね、
横に立つ我々にきちんと挨拶をしていく生徒が多く好感が持たれます。
2階にある母校の歴史を展示するメモリアルホールでは担当教員が説明、
クラスごとには短時間の訪問見学ではありましたが、
一日で320名の新入生全員を出迎えるのは、さすがに我々も疲れました。
未だ初々しい表情の後輩たちの逞しく成長していく姿を、
今後も我々同窓会は応援するつもりです。







