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心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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桜もまだ残る暖かな日、

 

今週月曜に入学したばかりの母校一年生が、

 

学校から十四川を超え、同窓会館を見学に訪れました。

 

 

 

「見」。

 

「目」+「人」の会意文字で、

 

目立つものを人が目に留めることを示します。

 

また、目立って見える意から、あらわれるの意も生まれます。

 

みる・みえる・まみえる・人に会う・(受動態の)られる・あらわれる・表に出る等の意。

 

 

 

かつてこの辺りは菜の花畑であったという先輩方の話を聞きますが、

 

旧制中学の大先輩丹羽文雄翁の作品の中にも登場する菜の花畑をイメージしたと伝わる階段を

 

玄関を入ってすぐに上がります。

 

 

 

 

階段を上がると、そこは展示スペースにもなっていますが、

 

窓越しに、桜堤を挟んで母校グランドや校舎が望めます。

 

 

 

 

そして、菜の花色の重い扉を開けると、そこがメモリアルギャラリー、

 

 

 

 

旧制中学や女学校が統合されて現在の高校となった歴史や、

 

野球部の甲子園初出場初優勝字の輝かしい軌跡が展示されています。

 

 

 

 

 

簡単に担当教員から説明を受けたあとは、

 

各自が興味を持ったものについてみていたようです。

 

こういう類の展示スペースがある公立高校は稀有、日本中で片手に餘る数と言います。

 

今はまだあまり関心も持てないかもしれませんが、

 

そう言えば、入学したてに、そんな所に行ったことがあるなぁ・・・

 

そんな程度で良いから、今日のことを記憶の隅にとどめておいてもらえると嬉しいです。

 

 

 

さて、会館は土足禁止なのですが、生徒全員分のスリッパは無いので、

 

あらかじめ連絡しておいて、各自上履き持参で登館してもらい、

 

玄関ポーチで履き替えてもらいました。

 

 

 

 

おおっ、靴もしっかり奇麗に並べてあるね。

 

 

 

 

 

そして、こんにちは、お願いします、など、

 

きちんと挨拶をして階段を上っていく姿には好感が持てました。

 

頼もしい後輩たちです!