実 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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通りすがりに何か動くものに目をやると・・・

 

 

 

 

アゲハ蝶!

 

ジッと何やら見つめている様子、

 

一緒に見つめたのは、まだ青い、だけど大きな蜜柑でした。

 

 

 

 

今年も豊作のようですね、

 

これから色付いていく様子を見るのも愉しみです。

 

 

さて、大きな蜜柑に別れを告げて帰宅するとテーブルの上に無花果が!

 

 

 

 

こちらは今年実った最後の無花果とのこと、

 

2番成りかな3番成りかな、ピンポン球位の小粒の白無花果です。

 

毎年いただくこの今年最後の無花果は、と~~~っても甘くて美味しいの。

 

うさママ先生に教えてもらった皮の小さなのひび割れもありますからね。

 

 

 

 

皮もぺろりと奇麗に剥けて、半分を一口で丁度ピッタリ。

 

うさママ家の無花果とは種類が違うのか、

 

実の中央部の粒々(実はこれが無花果の花なのだそうです)が一粒一粒はっきりとしており、

 

甘味と酸味の共存するとっても濃い味の無花果でした。

 

 

梨を食べ、そしてこの白無花果をいただくと、

 

今度は葡萄を経て、柿や林檎や蜜柑の季節に移行の時期がやって来たなと・・・

 

私の季節の座標には、

 

生り物、しかも身近な果実がびっしりと並びます(笑)

 

 

「実」。

 

旧体は「實」。

 

「宀:屋根」+「周:いっぱい」+「貝:たから」の会意文字で、

 

家の中に財宝をいっぱいに満たす意を示します。

 

中身が一杯で欠け目が無いこと。

 

また、「真:中身がつまる」字は、その語尾がnに転じた言葉です。

 

み・中身の詰まった木の実・みのる・みちる・まこと・内容があって空事ではない等の意。