払 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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三重も暴風警報が発令されました。

 

つい先ほどまでは、そう大した雨も風もなかったのに、

 

急に風のうなりが聞こえ始め、雨音も大きくなってきています。

 

台風7号の動きは遅く、雨風の被害も大きくなりそう・・・

 

どうぞ、皆様お気を付け下さい。

 

私も、明日はじっと台風の過ぎ去るのを待つことにいたします。

 

 

 

 

 

 

折角の夏祭りなのに、

 

台風7号がまともに襲ってきそうで中止か、とヒヤヒヤのここ数日間でした。

 

ギリギリまで天気予報とにらめっこ、

 

幸か不幸か台風の動きは遅く、

 

昨日午後になって、

 

鯨船祭りは14日午前中だけは縮小ながら決行、15日は中止すると決まりました。

 

 

今朝、鯨船出船の前の氏神様への鎮火祭出発前に、

 

我が家の祭り参加の男組が顔を揃えました。

 

 

 

 

 

祭りが始まると、

 

先日四日市まつり参加は見送り、しかもこの盆は縮小決行ゆえ、

 

短時間に掛ける参加者たちの気合を感じました。

 

 

 

 

自ずとヒートアップ、

 

汗を振り払いながら走り回る鯨役や、それを追いかける船の、何と勢いのあること!

 

 

 

 

「払」。

 

旧体は「拂」。

 

「弗」は「弓:垂れたつる」+「八:左右にはねる」からなり、

 

垂れた蔓を左右に払って切るさまを表します。

 

「拂」は「扌:手」+「弗」の会意兼形声文字で、左右に払いのける動作を表します。

 

はらう・左右に払いのける・さからう等の意。

 

 

 

暑さの中で、汗を払うのは船に付いている者も船上で着飾る子供たちも同じ、

 

 

 

 

そして、私たち賄い係の女性も同じでした。

 

休憩や水分も、よほど気を付けて取っていても気分の悪くなる人も出て、

 

気象条件に次第に変化が出てきている今、

 

台風や熱中症を避けるためにも時期をずらすなどの措置も必要かとの意見も出ています。

 

また、参加者の高齢化も大きな課題。

 

今年は息子が赴任校で参加者を募って連れて来ていたため、

 

若い参加者も例年より多く、ちょっと勢いは良かったけれど、

 

地元以外の参加者を増やすと思わぬ面でケアをする必要が出てきて、

 

それも大変なのです・・・

 

毎回ウチは、

 

地下足袋のままトイレまで行けるように玄関からトイレまで段ボールを敷き詰めて、

 

しかも玄関は鍵をかけることもできない状態。

 

今年は私が出ずっぱりなので、

 

生徒たちの終了後のシャワーは長男宅が引き受けてくれましたが、

 

以前はそれもウチで引き受けていましたしね。

 

何に付け、協力なしには祭りも成立は致しません。

 

 

 

でも、そんな負の面も振り払って、やっぱり祭りの魅力は大きい!

 

とにもかくにも、ハラハラの連続だった今年の夏祭りも終了、

 

疲れ果てて主人も、今夜は家で台風に備えてくれています。