絡 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

 

 

少し打ち合わせ等もあってヒゲの先生の奥様にお会いしました。

 

奥様は必ず何か手土産をお持ちくださり、

 

それはいつも豪勢なというより、とても温かみを感じるものばかり。

 

今回は、栃餅とおからでした。

 

 

 

 

 

ヒゲの先生は五箇山豆腐が大好きでいらっしゃいました。

 

その五箇山からの餅とおからでした。

 

私が、主人がおからの煮物が好きで、

 

おからを炊くとき用に、いつも魚の煮汁はストックしておくことをお伝えすると、

 

「そうや、おからは魚の出しのよー出た煮汁で炊かなあかんのや」と、

 

またまた長~~~い蘊蓄が始まったことを思い出します。

 

以降、先生が五箇山から取り寄せる豆腐やおからを時々我が家にもくださっていました。

 

・・・そういえば、先生から頂かなくなって以降、一度もおからを炊いてない!

 

 

 

 

 

久しぶりだわ!

 

鰈の煮付けをした翌日に炊いたおからの煮物です。

 

具は冷蔵庫のお掃除代わりに適当にあるものを小さく刻んで。

 

先生は、ここにマヨネーズをちょっとかけて食べると言ってみえたっけ・・・

 

主人も加わって交わしたおから談義を思い出します。

 

 

さて、ヒゲの先生もご懇意だった千葉寿司さんにも回顧展の案内が届いたそうです。

 

ちょっと主人が千葉さんに立ち寄った時、

 

ハンパが出たからと、主人に差し出してくれたトロ鉄火を、

 

ラップに包んでくださって女将さんが私にもと1本持ち帰らせてくださいました。

 

 

 

 

海苔の風味が飛ばないうちにパクり。

 

ウヒャー、これは美味しい!!!

 

本鮪の濃厚な旨味が一口食べて広がりました。

 

 

・・・いろんなご縁や人脈が絡まって、今日もまた嬉しいことに出会えました。

 

 

「絡。

 

「各」は、古代にklakという音で、後にkak・lakの両音を表すようになりました。

 

「絡」は「糸」+「各」の形声文字で、両側の間を紐でつなぐこと。

 

まとう・からむ・ひっかけてつなぐ・つながる・糸を絡ませて編んだもの等の意。