砂 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
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昨日はうさママさんを誘って、高1時の担任、砂の画家ヒゲの先生の個展会場へ。

 

 

 

 

「砂」。

 

「石」+「沙:ちいさい」の略体の会意兼形声文字。

 

すな・ごく細かい岩石の粒・いさご等の意。

 

転じて、砂のように小粒でざらざらとしたものの意も。

 

 

会場は愛知県清須市のはるひ美術館。

 

少し不便なところなので苦労して到着しました。

 

でも行ってみると、

 

好天の中のんびり過ごす家族連れが何組か見られる近隣憩いの場でした。

 

 

 

 

 

この日はアーティストトークの開催される日で、

 

「どうせ来てくれるのならこの日に来てくれ」

 

そんな先生の指定を受けて、

 

うさママさんもお忙しい中を時間を割いてくださったのです。

 

うさママさん、一緒に行ってくれてありがとう!

 

 

 

 

 

ブータンの民族衣装「ゴ」をお召しになって表れた先生のお話は多岐にわたり、

 

時間を超過して奥様のストップが入る(笑)という、

 

我々先生をよく知る者にとっては想定内の展開で、

 

様々な方面にアンテナを張り続けられる先生としてはさもありなん。

 

最後には、先生から来館者への心からのプレゼントとして、

 

一人一人に小さな石のかけらをくださいました。

 

私が頂いたのは、上のパンフレット上に置いてある石。

 

これは先生の手掛けられたモザイク作品に使われていた石の一つでアンゴラ産の貴石、

 

白い中に青が見える石です。

 

この白と青の微妙なバランスを組み合わせて個展中にもモザイク作品が展示されていました。

 

石、砂・・・

 

砂漠の下の油田にも話は巡り、

 

御年86にして、

 

自然の素材を利用しての作品作りはこれからも精力的に続くようです。