瓢 | 心から

心から

その日その時に感じたままを、筆に託して表現してみます。
よろしかったら、画像をクリック、拡大して、筆勢などをご覧下さい。

 

 

 

思いもよらぬ結構なお品を頂戴した。

 

 

 

 

六瓢息災、というお菓子。

 

無病息災にかけての銘のお菓子を選んでくださるとはと、

 

お心遣い繊細でいらっしゃるまだお会いしたこともないあの方を思い浮かべる。

 

 

 

 

「瓢」。

 

「票」は「要:細い腰」の略体+「火」の会意文字で、火が細く軽く舞い上がることを示します。

 

「瓢」は「票」+「瓜:うり」で、

 

腰が細くくびれて軽い瓢箪瓜をいいます。

 

ひさご・軽くて水に浮く大きなひょうたんのこと。

 

 

お日柄もよいので今日いただこうと思っていた。

 

 

 

 

小さなキューブ、いや、キューブなんて言い方はふさわしくない。、

 

角の立った立方体だ。

 

一口食べて、その小さな方形の世界に詰め込んだ複雑な味に恐れ入る。

 

ああ、何て手の込んだお菓子なんだろう。

 

何て体に染み入る味なんだろう。

 

 

 

 

 

私が今日頂いたのは金の包み。

 

銀とピンク、

 

どんな味なのかしら・・・

 

普段だったら一気にお味見と征服したくなる私だが、これは一つ一つじっくりと味わいたい。

 

大切に体に染み込ませたい味がする・・・

 

ご馳走様です。